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独特な世界観と謎多きミステリアスなSF的要素で高く評価された「うる星やつら」の劇場版2作目「うる星やつら ビューティフル・ドリーマー」の解説です。
押井守監督が前作「オンリー・ユー」の時に受けた悔しさや消化不良感を原動力に、自分の世界観を表現するために作り上げたところもある、押井守監督の代表作であり、出世作であり、つまずきの元にもなった作品でもあるみたいです…(^^;
自分の世界を表現するためにあえて時間的余裕を奪っていき、自分の案を通した上に、更に絵コンテでは後戻りが出来ない状況でその案とはかけ離れたものを出して、確信犯的に押井守ワールドを全開にさせた作品。
かなり原作からかけ離れた作品で、ミステリーやホラー色もあるSF要素が強い作品、とても考えさせられ哲学的なセリフや、引用などが印象的、虚構と現実をテーマに複雑で難解さがあるストーリーが展開され、その世界観が改変されたストーリーについていけない視聴者が多かったものの、アニメ映画としては高い評価を受け、後の様々な作品に引用されたりパロディとして登場したりと押井守監督の真の初作品ともいわれ、代表作ともされていますが、この作品の成功により後の作品で自分色を押し出しすぎた結果、難解すぎるついていけない作品が続き一時は干され掛けつまずきの元にもなったようです…(^^;
そういった賞賛などを受けた作品ですが、原作の世界観からかなりかけ離れ、繰り返される原作の世界観に喧嘩を売ってるような内容もあったりと「うる星やつら」の皮を被った全く別な作品ってところが強く、原作者の高橋留美子先生的はかなり納得がいかない物でもあったようで、相当酷評され一番嫌いな作品ともいわれてるほどで、逆鱗に触れてしまったともいわれている問題作でもあります…Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
※後半に本編内の謎な部分や気付いた部分の考察と解説を入れていますが、あくまでも個人的な解釈なので違っている所も多々あると思いますのでご注意くださいm(__)m
ネタバレ要素もありになってますm(__)m
#ゆっくり解説
#うる星やつら
#押井守
#高橋留美子
#ビューティフル・ドリーマー
#原作者激怒
00:00 オープニング
02:24 胡蝶の夢が印象的なループものアニメの元祖的作品
02:42 エンドレスエイトが似た感じで谷川流先生も強い影響を受けた作品
04:01 原作っぽさが感じられない作品…
04:59 前作に受けた悔しさから監督のエゴを突く通し作られ…?!
06:16 ミステリーやホラー要素もあるSF的な作品のあらすじ
10:23 徐々に消えてくキャラ達・ゲストキャラの紹介
12:51 哲学的で考えさせられる印象的なセリフ
14:27 ほぼ完成したフィルムが使われたアフレコ
15:50 印象が一気に変わるコントラスト
16:26 純喫茶にメカ‼監督らしいこだわり
17:24 板野サーカスに金田イズム?!大物アニメーターの仕事
18:43 作品を引き立てるBGMに主題歌や挿入歌
19:20 実はTVシリーズ内に原型となった作品が…
20:58 また監督が色塗りを…?ちょっとしたハプニング
21:38 多くのクリエイターに影響を
22:36 謎な部分の考察と解説※ネタバレ要素あり！
31:06 高橋留美子先生は激おこ?!一番嫌いな作品です…