2006年にロンドンで毒殺されたロシアの元情報将校アレクサンドル・リトヴィネンコ氏の妻、マリア氏が、ウラジミール・プーチン大統領によるウクライナ侵攻についてBBCに語った。
マリア氏は、夫が当時からプーチン政権の危険性について訴えていたと述べ、人々に戦争反対を表明するよう呼びかけた。
また、ウクライナの人々だけでなく、若いロシアの兵士も死んでしまうと訴えた。
リトヴィネンコ氏は2000年に、迫害を理由にイギリスへ亡命。その後、執筆やジャーナリスト活動を通じてプーチン政権を激しく批判していた。
イギリスの公開調査委員会は2016年、リトヴィネンコ氏がロンドンのホテルで放射性物質ポロニウムを盛られて死亡したのは、ロシア情報機関の連邦保安庁(FSB)とプーチン大統領の指令によるものだと、報告書をまとめた。
欧州人権裁判所も2021年、この犯行について、プーチン政権が責任があると認定している。
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