渋野日向子が単独首位でホールアウト メジャー2勝目へ猛チャージ66「流れもよかった」
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米国女子ゴルフツアー:シェブロン選手権◇第2日◇1日(日本時間2日)◇米カリフォルニア州ランチョミラージュ、ミッションヒルズCC(6884ヤード、パー72)◇賞金総額500万ドル(約5億7500万円)優勝75万ドル(約8630万円)◇有観客開催
【ランチョミラージュ(米カリフォルニア州)1日=高田文太】
渋野日向子(23=サントリー)がまたも、世界最高峰の舞台で、リーダーボードの1番上に名を連ねた。今季のメジャー初戦で、現地時間午前に10位からスタート。出だしの1番パー4で、第2打を30センチにつけて楽々バーディーを奪うと、勢いは最後まで止まらなかった。
7バーディー、1ボギーの66と、一気に6つも伸ばして回り、通算9アンダー、135。午後スタート組の選手ら、半数以上の選手が第2ラウンドの競技を終えていないが、堂々の単独首位でホールアウトした。昨年大会優勝のディフェンディングチャンピオンで、同じく午前スタート組で8アンダーのパティ・タバタナキット(タイ)らを、1打差の2位に退けた。
メジャーで一時的にでも首位に立ったのは、実に今回で4大会目となった。日本人2人目のメジャー優勝を果たした19年AIG全英女子オープンが最初。さらに第2ラウンドから最終ラウンド途中まで首位を守っていた20年全米女子オープン(最終的に4位)、最終日の前半9ホールを終えた時点で首位に立った昨年のAIG全英女子オープン(最終的に34位)と、過去3度もある。大舞台の強さを、またも見せた形となった。ホールアウト後には大会の公式インタビューに呼ばれ「5大メジャーは、自分の中の位置付けも高い場所にあるので、そこで結果を出したい気持ちは、他の試合よりも強い」と、堂々と話した。
Video: https://youtu.be/K56qv8uNwYQ