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高橋一生、ブレークの実感あり 「去年頭に始まったドラマから」 「第55回ギャラクシー賞」贈賞式



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 俳優の高橋一生さんが、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「第55回ギャラクシー賞」で「テレビ部門 個人賞」を受賞し、東京都内で5月31日に行われた贈賞式(主催:放送批評懇談会)に登場。高橋さんは司会者の久米宏さんから、ブレイクの実感があるかと聞かれ、「ありますね。去年頭に始まったドラマ(NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』)から、そういう思いがあります」と話した。

 久米さんから「ブレークした要因は?」と聞かれた高橋さんは、「自己分析をすると立ち止まる感覚になるので、お話(オファー)をもらった作品で駆け抜けてきました」と語り、昨年のことを覚えているかと聞かれ「芝居をしている時の方が鮮明に覚えています。日常的なことの方が覚えていないかもしれないですね」と話していた。

 高橋さんは、柴咲コウさん主演の「おんな城主 直虎」で、井伊家筆頭家老・小野政次の演技などが評価されての受賞となった。

 「ギャラクシー賞」は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を表彰するために1963年に創設。今回で55回目を迎えた。「55周年記念賞」を脚本家の倉本聰さん、「テレビ部門 特別賞」を連続ドラマ「架空OL日記」(読売テレビ制作)で原作・脚本・主演を務めたバカリズムさんが受賞した。

 また「フロンティア賞」には稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの特別番組「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」(AbemaTV)、「マイベストTV賞」には俳優の役所広司さんが主演を務めた連続ドラマ「陸王」(TBS系)が選ばれた。