4日間の日程で中東を訪れていた東京都の小池知事が5月18日、帰国しました。知事は現地との教育分野の交流に向けて「道筋はできた」と成果を強調しました。
およそ3年ぶりとなった小池知事の海外訪問は当初、クウェートとUAE=アラブ首長国連邦のアブダビを訪問する予定でしたが、出発直前にUAEのハリファ大統領が亡くなったことを受け、アブダビのみの訪問となりました。
小池知事はハリファ大統領の弔問をするとともにムハンマド新大統領らと面会し、訪問の目的の一つだった都立高校とアブダビとの国際交流に向けて意見を交換したということです。帰国した小池知事は「道筋はできたと思う。彼らはとてもスピード感が早いので、しっかり現場とかどこをどうするのか、教育庁など関係部署で準備していきたい」と話しました。また、ワクチン開発の協力関係を進める予定だったクウェート訪問については「どのようなタイミングがよいか模索していきたい」と述べ、改めて訪れる考えを示しました。