―雨の中で響いた唄
雨音という名の さよならの唄―
企画演劇集団ボクラ団義 vol.12『さよならの唄』
2013年5月30(木)〜6月2(日)
品川•六行会ホール(京浜急行線 新馬場駅 徒歩2分)
作・演出 久保田 唱
前売4,000円 / 当日4,500円
中高生2,000円(要学生証・要予約)
詳しくはボクラ団義公式サイトへ
www.bokudan.com
あらすじ
雨の降る日、ある一台のツアーバスに乗った数人の乗客たち。乗客達が集まったそのツアーとは、『自分の過去への後悔をやり直すことが出来る』そんなツアー。過去への後悔をやり直すことが出来る、そんな漠然とした名目のツアーに当然半信半疑の乗客達。
ツアー自体に疑いを持ちつつもバスに乗った乗客たちを、出発後何より先に待ち構えていたのは、そのバスの転落事故であった。
相当な高さの崖から転落したのであろう、バスの乗客は、運転手を含め全員死亡。しかし崖よりの転落に驚いた乗客たちが、次の瞬間何よりも、自分の死よりも驚いたのが、全員、それぞれの持つ後悔の元である時代、”過去”にいたことだった。
たどり着いた先、出発した日と同じくやはり雨の降る、それぞれ確実に別々の日。
彼らは自分の命を失った。勿論それぞれそれは理解できる。しかし彼らはそれぞれの過去で、命を失った上とはいえ自分の後悔をやり直すチャンスを得た。
ツアー会社の社長は、悪びれることもなくツアーの参加者達に述べる。
「事前の申込書の注意書きにも書いてあるでしょう?このツアーは、死を伴います」
ボクラ団義本公演第十二弾!時の劇団ボクラ団義が今新たに送る!死のタイムスリップバスツアー!!
命を失い幽霊となった参加者達が、自分の後悔を持つ過去で何をする!?
悔やみ続けてきたあの別れを防ぐのか、その別れをあの時よりも少しでも笑顔で見られるべく見つめ続けるのか、何よりまず土台、『自分達が事故に遭ったあのバスの発車を止める』のか!?
後悔だらけの幽霊達が、2013年よりもちょっと前、すごく前、つい最近を駆け巡る!!超エンターテイメントタイムスリップホラー舞台劇!!
「あなたの幸せを祈った振りをして明るく手を振った。あの時のさよならは、いい別れだったでしょうか?」
雨の中で響いた唄、雨音という名の、さよならの唄。
キャスト
(bokura-dangi)
竹石悟朗、大神拓哉、平山空、竹花久美、春原優子、糸永徹、添田翔太、福田智行、内田智太、高橋雄一、山田健太郎、大友歩、大音文子
沖野晃司
(guest)
堀越のり(ホリプロ)、東川真之(amipro)、木本夕貴(ソニーミュージックアーティスツ)、高田淳(X-QUEST/ドルチェスター)、齋藤彩夏(ヴォーカル)、藤森麻由(株式会社Staff-line)、千代將太(マルチバース)、高橋明日香(オフィスiccho)、松井薫平(マルチバース)
楽曲提供:Rose in many Colors
★5/31(金)13:00のみ終演後アフタートークイベント有