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“猛暑列島”再び 群馬で38.6℃「サウナ状態」…“天気急変”花火大会中にゲリラ雷雨【もっと知りたい!】(2022年8月1日)



 先月31日、関東では、猛暑の影響でゲリラ雷雨が相次ぎました。群馬県では、夜になって1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、土砂災害への警戒が高まっています。

■列島に暑さ戻る…12都府県で“体温超え”

 群馬県高崎市を襲ったゲリラ雷雨。晴天から一転、どしゃぶりの雨。帰宅できない事態となりました。

 街の人:「皆、東京の仲間も、埼玉の仲間も初めてだ、あんなすごい(雷雨)は」

 列島に暑さが戻った先月31日。全国各地で、猛暑日を記録。12都府県で、体温超えの暑さになりました。

 気温32.9℃、今年一番の暑さとなった札幌。その隣、小樽の海水浴場は、人だかりができていました。

■「フジロック」暑さ吹き飛ぶ?盛り上がり

 福島は、およそ1カ月ぶりに猛暑日となりました。汗だくの子どもたちは、かき氷で涼んでいました。

 そんな暑さのなかで行われたのが、「フジロックフェスティバル」です。

 新潟県湯沢町では、国内最大級の音楽イベント・フジロックフェスティバルが去年に引き続き開催。ステージへの声援はほとんどなく、手拍子や拍手のみでしたが、暑さを吹き飛ばすかのような盛り上がりを見せていました。

■都心でも“猛暑日” 日陰で休む人も…

 東京都心でも気温35℃と、先月3日以来の猛暑日を記録。

 ジリジリとした暑さのなか、多摩川の河川敷では、水遊びをする子どもたちの姿が多く見られました。

 川に来た人:「きょうは日差しが強くて、絶好の川日和だと思いました。すごく気持ちいいです」

 なかには、この暑さに耐えられず、日陰で休む人もいました。

 日陰で休む人:「ちょっとした息抜きとピクニックで。でも、想像以上に暑かったので、しんどい。あっちがカンカン照りなんで、もう暑すぎて木陰のほうに移動して、もう耐えられなくて」

■群馬で“熊谷超え”38.6℃「サウナ状態」

 今年、すでに3回も40℃に達し、暑さの町“熊谷”を超えている群馬県伊勢崎市。先月31日も、全国1位となる38.6℃を記録しました。

 街の人:「尋常じゃない。お風呂以上、サウナ状態」

■“天気急変”わずか15分間で…「ずぶぬれ」

 列島を襲った猛烈な暑さ。しかし、午後に入ると、天気が急変したエリアもありました。

 気温の上昇や湿った空気の影響で、東日本は内陸を中心に大気の状態が不安定になりました。

 栃木県那須塩原市の様子です。わずか15分の間に…。

 撮影者:「それまでは、結構晴れてたんですけど。雷鳴って、風強くなって、雨降ってきたみたいな感じ」

 群馬県草津町では、階段に水が流れ込み、とても歩ける状況ではありません。

 撮影者:「とにかく、雨がすごくて。雨宿りしている人がいたりして、傘持ってない人とかは、ずぶぬれになってたり」

■花火大会中に天気急変…“ゲリラ雷雨”

 各地で、ゲリラ雷雨が相次ぎました。

 群馬県高崎市では、こんな組み合わせもありました。夜空を見上げると、同時に「花火」と「雷」が…。

 高崎市では、午後7時半から8時まで花火大会が開催されていました。その終盤になって、天気が急変しました。

■“記録的短時間大雨”タクシー乗り場に大行列

 群馬県高崎市では、強い雨が降り始めてきました。傘を持っていない人たちが、立ち往生しています。

 まるで滝のような雨が、地面に打ち付けます。多くの人が、身動きがとれません。

 急きょ、雨が降ってきたこともあって、タクシー乗り場には長蛇の列ができています。

 街の人:「高崎芸術劇場で、午後2時から午後4時まで、合唱の発表会をしてました」「(Q.その時、雨降っていた?)降ってません。全然降ってません」「東京でライブ行ってきて、帰って来たんですけど。東京では、全然降ってなかったのでびっくりしました」「(Q.傘とか雨具は持ってる?)持ってないです」
 
 駅から一歩も動けず、ただ雨が止むのを待つしかありません。

 中には、友人を迎えに来た男性もいました。

 友人を迎えに来た男性:「友人が(群馬県)草津町のほうに住んでて、帰れないというので。豪雨がすごすぎて、電車も止まっちゃって、今帰れない状況になってしまって。泊れる所まで、ネットカフェとか送っていこうかな」

 気象庁は、高崎市付近で午後9時までの1時間に、およそ110ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表しました。

 1日も、猛暑日になる予想で、引き続き熱中症に警戒が必要です。

(「グッド!モーニング」2022年8月1日放送分より)
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