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吉田羊、CM本数激増の理由



吉田羊をCMキャラクターにする企業が激増している。
「ポカリ、飲まなきゃ」と言っていた吉田羊のCM、
「母親役なんて珍しい」と思っていたら、トヨタホームで
はもっと大きい子供がいる母親役。
平山浩行に駆け寄る花王「ハミングFine」のCM、実は夫婦で、二人の間には子供がいる設定だった。
「私にだって知らないことぐらいあるわよ」とエネゴリくんに愚痴るニュースキャスター「ザ・吉田羊」が見られるJX日鉱日石エネルギーの「ENEOS」のCM。
エスビー食品「ゴールデンカレー」では人気DJ・坂上みきとの相乗効果でキャリアウーマン然として登場。
独身OLの夜の楽しみを描いているのはロッテ「ショコランタン」。
部下役の瑛太について、荒川良々と共に語るのは住友生命相互保険会社「生活保険1UP」。
遠藤憲一と共演するダイハツ「MOVE」。
高橋克実とのサンヨー食品「サッポロ一番グリーンプレミア0」。
そして、来るべくして来た化粧品のCM、花王ソフィーナ「AUBE」
地元九州は宮崎の雲海酒造1本になっていたCM今年新たに10社を加えたことに(吉田は福岡出身)
「ちょっと出過ぎ」と心配になるほど企業から引っ張りこの吉田羊。
なぜ、彼女がこうもモテモテなのか、大きな転機となったのは、やはりキムタク主演のドラマ『HERO』(フジテレビ系)出演が大きい。
彼女は真面目な女優にありがちな面倒くささもない。
苦労人だけあって「私は女優よ」と、ふんぞり返るタイプでももちろんない。ビートたけし、明石家さんま、笑福亭鶴瓶ら、お笑いの大御所たちから「笑いがわかる女優」として認められて
いるし、TBSの『ぴったんこカンカン』は、準レギュラーといったポジションである。
地道にコツコツとキャリアを積み上げて来た、吉田羊。
相手が先輩であろうと年下であろうと、「自分がいちばん新人」
という態度で、偉ぶるところが全くない。
どんな現場でも気さくであるのに、実際、会うと、目も
眩むばかりの超美人。特に横顔の美しさに定評がある。
恐らく彼女は、オファーのあったCMの現場でも、設定や役柄を考えに考え抜いて撮影に臨むのだと思う。
そうした評判が広告代理店から広がって、この年代のCM女王になったのだろう。
テレビ局のドラマ班スタッフにも本当にファンが多いが、広告代理店や企業の広告担当者、さらにはトップにも愛される吉田羊。
年末年始ヴァージョンの新CMも楽しみだ。