声優の高橋李依(28)が4日、都内で、劇場版「からかい上手の高木さん」(赤城博昭監督、10日公開)完成披露上映会に出席した。
シリーズ累計1100万部突破の同名コミックが原作。18、19、22年にテレビアニメ化した人気をそのままに初の映画化となり、高木さんの声を務める高橋は「う~れしい~!」と満面の笑み。テレビ版の3期は今年1月に放送されたばかりで、直後の映画公開に「映画もまさか2022年だと思わなくて。さすがに翌年だと思った」と驚きと喜びを語った。
隣の席の高木さんに何かとからかわれる中学生・西片と高木さんによる青春ラブコメディーで、映画は「中学生最後の夏」がテーマとなる。西片を演じる梶は「テレビシリーズで作ってきた世界観よりも大人の印象が強かった。どう臨むかと思ったけれど、完成したものを拝見すると、これしかない」と仕上がりに太鼓判。映画版の高木さんの魅力も語り「失神しないでくださいね!高木さんが攻めっ攻めです。早く付き合っちゃえばいいのにっていうくらいの内容です」と語った。
作品への熱量が止まらない梶は「ごめんなさいね、僕ばっかり」と断りを入れつつ、高橋の演技について「今までのお芝居は大人びていたけど、実に中学生らしい声色が出ている。そこに注目していただきたい」とプレゼン。高橋の「シリーズを通して高木さんをやらせていただくにつれ、等身大の女の子だなと思うようになった」という解釈にも納得の表情で「そこがいいのよ!」と熱弁を振るった。最後は「ファンの集いみたいになっちゃってすみません。皆さんと同じ気持ちで作品を作ってます」とわびて笑いを誘った。
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