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まるで“動く保健室”!?患者と病院の医師をオンラインでつなぐ車両を導入【高知】 (22/12/22 20:10)



きのう(21日)宿毛市の大井田病院にやってきた小さなキャンピングカー。
車内には血圧計や遠隔で使える聴診器、モニターなどが搭載されています。

こちらはヘルスケアモビリティという医療機器と通信機器を搭載した車です。
中山間地域の住民やオンライン診療をうまく活用できない高齢者のためにと宿毛市の大井田病院が県の補助を受け、県内で初めておよそ1千万円で導入しました。
看護師がヘルスケアモビリティで患者宅へ出向き、オンラインで車内の患者と病院にいる医師をつなぎます。診療だけでなく簡単な検査も行えます。

見学した人は:
「運転できん人が多くなってくるけんね今からこれはええと思って見せてもらった」

見学した人は:
「上が意外と高い圧迫感がない軽にしては広い、すごい」

大井田病院・田中公章院長:
「医療機関が宿毛市の国道に沿った東西にある実際患者さんは宿毛市って縦長なんで、通ってくるのが大変。物品を揃えたりWi-Fi揃えたりするよりは全部が入っているものがあった方がフットワーク軽く、依頼があったときタイムリーに提供できるということでこの車両が入りました」

この車両は12月26日から、宿毛市の中山間地域の高齢者を対象に稼働していく予定です。