家族という厄介な、けれど愛すべき存在について描いた『おとうと』。『男はつらいよ』シリーズをはじめ、『家族』『幸福の黄色いハンカチ』などで、日本の家族を描き続けてきた山田洋次監督が、亡き市川崑監督の同名の名作に着想を得て作り上げた。堅実な姉を吉永小百合が、不出来な弟を役者として円熟味を増す鶴瓶が、情感豊に演じている。
この映画で、蒼井優が演じる女性を遠くから見守り続け、心の支えとなる誠実な青年を、加瀬亮が好演。名匠ガス・ヴァン・サントの最新作への出演が報じられるほか、これまでクリント・イーストウッド監督(『硫黄島からの手紙』)やミシェル・ゴンドリー監督(『TOKYO!』)など、海外の名監督の作品にも出演してきた加瀬に、山田監督や『おとうと』について、そして、映画への思いなどについて話を聞いた。
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