体調不良が続いていたHKT48の兒玉遥さん(21)が、当面の間、活動を休止して療養に専念することになった。公式サイトで2017年12月27日に発表された。 兒玉さんは16年のAKB48グループの「選抜総選挙」では9位にランクインし、HKT勢としては指原莉乃さん(25)、宮脇咲良さん(19)に次ぐ人気メンバー。17年2月下旬から「体調不良」を理由にコンサートや握手会の出演取りやめが続いていた。4月のコンサートで一時復帰したものの、17年6月開票の選抜総選挙には不出馬。その後もテレビやイベント出演は続けていたが、体調を不安視するファンの声が相次いでいた。■「こういった決断をするべきか何度も何度も悩みました」 兒玉さんは公式サイトでの発表直後にGoogle+(グーグルプラス)を更新し、 「自分の中で一生懸命頑張ろうと意気込み、活動に取り組む中で今まで通りの調子がつかめず、病院の先生と話し合った結果休養することになりました」とコメントを出した。HKTは11年の結成から初めてのアルバム「092」を17年12月27日に発売したばかりで、兒玉さんは同日も首都圏でPR活動に臨んでいた。そういった中での休養の発表に、 「HKT48にとって一番大事な時、更にアイドルとしてこういった決断をするべきか何度も何度も悩みました。このままでは自分自身が苦しくて周りの方々にも心配を掛け、今まで通りの活動が出来ないと思ったので療養に専念させていただきます」と胸中を明かした。
総選挙出馬めぐる発言はトーンダウン
とりわけ兒玉さんの不調が目立ったのが12月に入ってからだ。9月19日に福岡市内で行われた公演では、18年の選抜総選挙について 「来年は、出ようと思ってます」と明言していたが、12月14日に羽田空港で行われたイベントで(1)18年の総選挙出馬の有無(2)AKB48との兼任解除の受け止め、について質問されたのに対して 「私もHKTに専念できるということで、これは大きなことだから、今まで以上にHKTに力を注いで頑張りたい」と述べるにとどめ、出馬については明言しなかった。明らかに9月に比べてトーンダウンしたのに加えて、この時の兒玉さんの様子をめぐり、ネット上では 「どうしたの?って思うくらい顔がふっくらしてる」といった心配の声があがった。
足の絆創膏は「ステージの照明でやけど」?
この際、足に絆創膏か湿布のようなものが貼ってあった点も心配の声を呼んだ。この点については、12月23日放送のラジオ番組「HKT48のももち浜女学院」(RKBラジオ)で、リスナーの 「日本有線大賞(12月4日放送)では、『足をけがしてる?』と、ちょっと心配になったり…」というメールに対して、兒玉さんが 「そうなんですよ!ステージの照明でやけどをしちゃって…。熱かったですね…!」 「(やけどの)痕は、これからどうなるかな、という感じですが、しっかりケアして頑張りたいなと思います」と答えている。 12月17日にHKTにとっては新公演になる「魅惑のガーター」公演が福岡市内で初日を迎えた際も、多忙をきわめる指原さんや宮脇さんが東京から駆けつけて出演する中、兒玉さんは出演していなかった。この点でも、ファンから心配の声があがっていた。
J-CASTニュース