お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんの映画監督最新作が10月に公開されることが5月13日、明らかになった。タイトルは「R100」で俳優の大森南朋さんが主演を務め、大地真央さん、寺島しのぶさん、渡部篤郎さんら豪華キャストが出演する。松本さんが映画監督を務めるのは11年公開の「さや侍」以来、2年ぶり。今作で監督は4作目となる。
映画は、絶対に開けてはいけない扉を開いて”謎のクラブ”へ入会してしまった主人公(大森さん)の物語で、彼の前に次々と現れる謎の美女たちを大地さん、寺島さん、片桐はいりさん、冨永愛さん、佐藤江梨子さん、渡辺直美さんが演じる。そのほか、YOUさん、前田吟さん、松尾スズキさん、渡部さんら実力派俳優たちも出演。さらに、松本さん自身も出演する。撮影は1月から約3カ月間行われた。10月5日に全国公開予定。ワーナー・ブラザーズが配給する。
13日、東京都内で映画の製作報告記者会見が行われ、松本さんやキャストらが登場した。松本さんはタイトル「R100」の意味について「今回先にタイトルが決まっていた。(前作のときに)R15やR18をすっ飛ばして、いっそのことR80やR100の映画を作っちゃおうかと言っていた。そういう意味でこういう順番で映画ができていくのは初めて。頭すっ飛ばしてみてくださいというむちゃくちゃな映画。いろんなことにとらわれず見ていただけたら」と話した。
女優陣の衣装の露出について、大地さんは「私の人生で一番(露出が多い)」と恥ずかしそうに明かし、渡辺さんも「ほぼ出ちゃっている状態」、冨永さんが「70%くらい」、寺島さんが「冨永さんが70%なら私は60%くらい」と口々に「衣装合わせが恥ずかしかった」と語った。(毎日新聞デジタル)