テレビ東京 日経ドラマスペシャル「琥珀の夢」
10月5日(金)夜9時放送
「琥珀の夢」は明治・大正・昭和という激動の時代を背景に、“やってみなはれ”の精神で日本初の国産ウイスキー造りに命を捧げた男の人生を描く傑作ヒューマンドラマ。原作は伊集院静の長編小説『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』。サントリー創業者・鳥井信治郎の人生を描いた作品で、伊集院静が手掛ける初めての企業小説です。ドラマでは鳥井をモデルにしつつ、一人の人間が新たな価値観を創造するという大きな夢を抱き、それを成し遂げるまでの物語を、仮名で構成するフィクションとして描きます。
【あらすじ】
明治12年。大阪の米穀店「鳴江屋」店主・鳴江義兵衛(中村梅雀)とちよ(原田美枝子)に4人目の子供が誕生。萬治郎と名付けられる。成績優秀な子に成長するが、13歳のとき、義兵衛は息子を丁稚奉公に出すことにする。母は反対するが、父の言葉を受け入れる萬治郎(渡邉蒼)。そんな中、萬治郎はキラキラした琥珀色の夢を見る。この夢が意味するものとは…。
奉公先の薬種問屋の店主・小南理助(西田敏行)は葡萄酒の開発をしていた。興味を持った萬治郎は開発を手伝い、やがて販売にこぎつけるが、東京で人気の葡萄酒のおいしさに愕然とした理助は、志半ばで洋酒部を廃止に…。しかし4年後。大人になった萬治郎(内野聖陽)は理助の恩に報いるため、日本一の葡萄酒を完成させるべく再び動き出す!
出 演
内野聖陽 檀れい 生瀬勝久 山本耕史
大東駿介 田口浩正 倉科カナ(特別出演)
中村梅雀 市川左團次 伊武雅刀 原田美枝子 西田敏行
ナレーション:渡辺いっけい
原 作
伊集院 静 『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』(上・下)(集英社刊/日本経済新聞連載)
脚 本
森下 直
監 督
松田秀知
http://www.tv-tokyo.co.jp/kohakunoyume/