タレントの足立梨花(30)とボーカル&手話パフォーマー「HANDSIGN」のTATSU(年齢非公表)が26日、都内で結婚記者会見を行った。2人は「手話と声を通して聞こえる人にも聞こえない人にも自分たちで届けたい」と、会見ではステージに手話の通訳が同席した異例の結婚会見となった。
冒頭、2人はそれぞれが手話を交えつつ「本日は私たちのためにお集まりいただきありがとうございます。できる限り答えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつ。足立は左手の薬指に指輪を輝かせ、幸せオーラをにじませた。
2人は同日、都内区役所に婚姻届を提出。TATSUは「出会ってから長い期間を経て結婚できて、すごくうれしく思っています」とにっこり。足立は「なかなか実感が湧かなかったんですけど、朝に婚姻届を提出しに行って名字が変わって、初めて結婚したんだなと実感しました。いまはとてもうれしいです!」と満面の笑みを見せた。
最後にはTATSUが「なんでも言い合って、明るい未来が築けるような、そんな二人でいようと思います」と言い、足立も「笑顔が絶えない家庭を築きたいと思います。夫婦二人三脚で頑張っていきます」と今後の結婚生活への思いを語った。
足立は、きょう10時ごろ自身のインスタグラムを通じ結婚を報告。「HANDSIGNさんの楽曲『僕が君の耳になる』のMVが出会いのキッカケで、長い期間を経て、その後、ライブや取材などのお仕事、夏フェス×手話を通じて仲良くなり、こうして結婚という形になったことをとても嬉しく思っております」とつづっていた。
足立は1992年10月16日生まれ、長崎市出身。2007年に「ホリプロタレントスカウトキャラバン」グランプリ受賞。“あだっちぃー”の愛称で、バラエティーやドラマ、グラビアなど多方面に活躍してきた。
TATSUが所属するHANDSIGNは、ダンスや手話でパフォーマンスを行うユニット。2010年にNYアポロシアターのコンテスト「アマチュアナイト」で優勝。2017年発表の楽曲「僕が君の耳になる」がスマッシュヒットし、青年版国民栄誉賞と称される「JCI JAPAN TOYP 2020」でグランプリ&内閣総理大臣奨励賞&日本放送協会会長賞をトリプル受賞。2021年に映画化された。
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