世界で最も有名なファッションドールであるバービーを映画化し、各所で旋風を巻き起こして話題の映画『バービー』(日本公開は11日)のジャパンプレミアイベントが2日、都内で開催。グレタ・ガーウィグ監督とプロデューサーのデイビッド・ヘイマンが来日し、俳優の高畑充希と一緒に登壇した。
高畑は、マーゴット・ロビー演じるバービーの日本語吹替を担当。この日は緑色の髪にピンク色の着物、銀色のハイヒールというド派手な装いで登場した。「ハイ、皆さん!こんばんは、高畑充希です」と笑顔であいさつした。
出演した感想について高畑は「グレタ監督の作られる作品が私は大好きで。毎回、映画館で拝見していた。実際に、ご本人に会えて感動」とにっこり。「ご本人も優しい眼差しで。人としても女性としてもステキな方だなと思って、きょう、よりファンになりました」と感激したそう。
本作については「この『バービー』という映画は皆さんが抱かれている印象を全く違った鑑賞後感になると思う。観た後に、どんな感想を抱かれるのか私自身も楽しみ」と話すと「『バービー』という作品に関われて光栄に思います」と感慨を語っていた。
一方、ガーヴィグ監督は「素晴らしい感心しました。ユーモアをしっかり捉えてくれている」と絶賛。高畑は「私は大阪出身。大阪はユーモアの土地という話をしていた。本当に大阪出身でよかったなと思いました」と笑っていた。
1959年に発売されて以来、時代に合わせたドールを発売し続け、いまやブランド認知度は全世界で99%にも到達している「バービー」。その販売数も驚異的で、150以上の国と地域で年間9000万体。ファッショナブルな洋服に身をまとうドールを通して、「You can be anything」というブランドメッセージを掲げ、「あなたは何にだってなれる」という前向きで力強いメッセージを発信し続けてきた。
今回の映画では、いつもハッピーでおしゃれが大好きな人気者のバービー(マーゴット・ロビー)の身体に異変が。空は飛べなくなり、シャワーからは冷たい水。バービーの代名詞である“バービー・フィート(ハイヒールを履くようにかかとを上げた状態)”も床にべったり。このアンハッピーな事態に困惑したバービーは、その原因を探るため、世界の秘密を知る変わり者のバービー(ケイト・マッキノン)の導きで、ピュアなボーイフレンド(?)のケン(ライアン・ゴズリング)と共に人間世界へと旅立っていく。
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