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✍ 新型コロナウイルスは動物にも感染します。米国で4月、飼い猫2匹が感染し軽い呼吸器症状があったことが報告されました。猫の感染は、ベルギーや香港でも確認されました。 東京大のチームは、人から分離した新型コロナウイルスが猫同士で感染することを実験で確かめました。猫に目立った症状はありませんでした。ハムスターにも感染し、肺炎を起こすことも報告しました。 オランダでは5月、農場のミンクから従業員に感染したとみられる事例が発表されました。世界保健機関(WHO)は「動物から人への感染が報告された初のケース」としています。 中国のチームは様々な動物で実験した結果を、4月に米科学誌サイエンスで発表しています。猫とフェレットは感染しやすく、犬や豚、アヒルは感染しにくいという内容です。米国では動物園のトラも感染し飼育員からうつった可能性が高いとされています。 そもそも新型コロナの起源は、コウモリに感染するコロナウイルスとされています。ただウイルスは、動物によってかかりやすさに大きな違いがあります。米ジョンズ・ホプキンス大の集計では世界でこれまで約1800万人が感染しましたが、ペットから人にうつったと断定できる確実な報告はまだありません。つまり現時点で、ペットから人に広がることをあまり心配する必要はありません。 岡山理科大の森川茂教授(ウイルス学)は「新型コロナはペットから人より、人から人に感染するリスクの方が圧倒的に高いと言えます」と指摘しています。むしろペットにうつさない対策が大事で、ペットに顔をなめさせるなど過度の接触は避け、猫は外に出さず室内で飼うことなどをアドバイスしています。 国内で今月3日、ペットの犬2匹がPCR検査で陽性になったと発表がありました。ただし飼い主のウイルスが犬についただけの可能性もあり、国立感染症研究所などが慎重に調べています。新型コロナは日々、研究結果が更新されます。ペットの情報で判断を急がないよう注意してください。 …
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