バルセロナ 対 バイエルン ВаrсеIоnа vs Ваyегn Munісh Highlights
14日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝バルセロナ対バイエルン・ミュンヘンは8-2でバイエルンの大勝に終わった。
その最強の一本槍であったポゼッションスタイルによっては、まるで欧州の盟主であるかのような勢いでもって一世を風靡したバルセロナだが、時代はやはり回っていくようだ。シーズンを通して不調が騒がれ、ラ・リーガ優勝も逃した同チームは、この一戦で国内二冠を達成するバイエルン・ミュンヘンに圧倒的な差で本命の座を奪われた。そしてこのスポルティング・リスボン本拠地のピッチ上で、その前評判通りの光景が繰り広げられることになった。
バルセロナとバイエルンのシステムはそれぞれ4-4-2と4-2-3-1。セティエン監督はグリーズマンの代わりにビダルを起用して中盤に厚みを加えたが、しかし絶対的本命であるバイエルンの優勢を覆すことはできなかった。バイエルンはDFラインを極めて高く設定して、バルセロナ陣地で強烈なプレッシングから攻撃に転じていく。バルセロナは時折、そのプレッシングを無理にかいくぐって縦に速い攻撃を仕掛けたが、適切なビルドアップもしていないためにバイエルンにボールを奪い返されると、それが決定機に直結した。
■試合結果
バルセロナ 2-8 バイエルン・ミュンヘン
■得点者
バルセロナ:ジョルディ・アルバ(7分)、ルイス・スアレス(57分)
バイエルン:ミュラー(4分)、ペルシッチ(21分)、ニャブリ(27分)、ミュラー(30分)、キミッヒ(63分)、レヴァンドフスキ(84分)、コウチーニョ(85分、89分)