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佐藤浩市・池松壮亮・若葉竜也、映画『愛にイナズマ』クランクアップインタビュー映像【2023年10月27日公開】



石井裕也監督最新作、松岡茉優と窪田正孝をW主演に迎えた『愛にイナズマ』が2023年10月27日(金)より公開中。

 卑怯な大人に騙され大切な夢も何もかも全て奪われた末っ子の花子(松岡茉優)と空気の読めない彼氏の正夫(窪田正孝)、どうしようもない花子の父(佐藤浩市)と、2人の兄・長男の誠一(池松壮亮)、次男の雄二(若葉竜也)ら超豪華な“家族”が勢ぞろいしている。

 発表する作品がいずれも国内外で高く評価されてきた石井裕也監督によって、圧倒的熱量で練り上げられたオリジナル脚本は、製作陣はもちろん多くの役者陣の心を突き動かし、高い人気と確かな実力を伴った豪華キャストが実現した。

 この度、石井監督が「家族が集まるシーンでは、一流の俳優たちの凄みに圧倒され、撮りながら笑い転げ、本当に幸せでした」と語る、演技巧者たちが集まった佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也のクランクアップ直後のインタビューが解禁、衣装のまま共演シーンの裏側や監督への想いを語った。

 本作で、主人公 花子(松岡茉優)の”どうしようもない”父親役を演じた佐藤浩市は、20代・30代の役者が揃った”家族”の共演シーンについて、「世代のことを感じずにコラボレーションできた。お互いが、呼吸として相手の芝居を取り入れていくことのできる俳優たちだった」と、キャリアのある佐藤が手ごたえを得た演技合戦についてコメント。「俳優たちのレベルがとても高かったから、彼らと一緒に演じれるのは楽しかった」と、共演者へ全幅の信頼を寄せた撮影を振り返った。

 また、初共演とは思えないほどの絶妙な掛け合いをみせた池松壮亮と若葉竜也は、二人そろってお互いに突っ込みあいつつ、インタビューを受けた。長男を演じた池松は自身の役どころについて「すごく面白い役を振ってもらえたなと思いました。石井監督作品における”お兄ちゃん”ってどうしようもなくて面白いんです」とお兄ちゃん役を任されたことに対して喜びを語った。また、次男役を演じた若葉も「石井さんのセリフが独特だからそれを言う楽しみがあった」と、池松同様「石井さんに見せていく作業がすごく楽しかった」と熱冷めやらぬ様子。

 さらに、数多くの石井監督作品に出演している池松は、本作について「石井裕也版 終末ムービー」と独自の解釈で表現し、「ガチャガチャといろんな味のする映画になると思います」と魅力を語ると、若葉は「(監督は)伝えたいことが一貫している気がして、人間讃歌、人を撮る、人ってなんだろうということを追求している気がしている」と敬愛する石井監督への想いを語り、「心が揺さぶられる映画になっていると思いますので楽しみしていてください」と力強く語った。

 コロナ禍で人間関係が希薄になる中、恋人であれ家族であれ目の前に手を差し伸べてくれる人がいる奇跡を感動的に描いた『愛にイナズマ』。石井監督史上最もポップ&ハッピーなタッチで描かれる本作、タイトルの真意が明かされるラストは、まさに雷に打たれたような衝撃と感涙をもたらすに違いない!

松岡茉優 窪田正孝
池松壮亮 若葉竜也 / 仲野太賀 趣里 / 高良健吾
MEGUMI 三浦貴大 芹澤興人 笠原秀幸 / 鶴見辰吾  
北村有起哉 / 中野英雄 / 益岡 徹 
佐藤浩市

監督・脚本:石井裕也
主題歌:「ココロのままに」エレファントカシマシ (ポニーキャニオン) 
プロデューサー:北島直明 永井拓郎 中島裕作
音楽:渡邊 崇
製作:澤 桂一 長澤一史 太田和宏 竹内 力 エグゼクティブプロデューサー:飯沼伸之 
撮影:鍋島淳裕(JSC) 照明:かげつよし 録音:加藤大和 美術:渡辺大智 装飾:塚根 潤 ヘアメイク:豊川京子 衣装:宮本まさ江 編集:早野 亮 
視覚効果:若松みゆき 音響効果:柴崎憲治 助監督:塩崎竜朗 坂西未郁 制作担当:岡田真樹 プロダクションマネージャー:原田博志
製作委員会:日本テレビ放送網 HJホールディングス 東京テアトル RIKIプロジェクト
製作幹事:日本テレビ放送網 制作プロダクション:RIKIプロジェクト 配給:東京テアトル
2023年/日本/2時間20分/カラー/シネマスコープ/5.1ch ©2023「愛にイナズマ」製作委員会 ainiinazuma.jp