DRAMA

id-kabenuke & diontum a.k.a 米原将磨 「だから今日は川のほとりで」 2023年11月号



年の瀬せまる2022年12月23日。diontumはid-kabenukeにこんなDMを送っていた。
「総会に関しては、最終的にはゲンロン友の会会員が自発的にやってくというのが目指すところだと思います。(・・・)コミケも文フリもボランティアですからね。」
id-kabenukeはこう答えた。
「総会は会員が自発的にやるのが最終目標なのか。考えたこともなかったわ。」
この会話の時には何一つ始まってすらいなかった。しかし、わずか4ヶ月後の2023年3月、これはあたかも予告であったかのようにある企画が始動する。「ゲンロン・シラス非公式総会人文マルシェ」、略して「ぶんまる」である。simesabaから召集されたdiontumは10月8日から9日にかけて開催されたこのイベントの運営委員に参加した。qppさん・ohyoさんなど福岡チームを中心とした活躍によって賑々しく成功に終わった「ぶんまる」の帰り道。2人の男が朝6時に舗装された川べりのベンチに座っていた。たった1時間前の饗宴の余韻などまるでなく、東浩紀の新刊『訂正可能性の哲学』についての議論が始まっていた。
ひとしきり議論が落ち着いたあと、diontumが切り出す。
「進捗報告を定期でやろう。我々が何を考えているか。あるいは考えることができていないか、確認する必要がある。とくに書いているものについて。1人でやっても埒があかないだろう」
id-kabenuke が答える。
「そうだね。まずはタイトルを練ろう」。
そうして、1週間後にタイトルが決まる。そう、「川のほとりで」話したように、必要「だから今日」私たちは進捗を確かめ合う。―― 「だから今日は川のほとりで」。

【アンケートのご協力依頼】
よりよい番組づくりのため、アンケートを実施しています。お時間のあるかたは大変恐縮ではございますが、ご協力のほどどうぞよろしくお願いします。
https://forms.gle/JDWkdg2xr5ZFF7at5

【配信日時】
2023年11月15日18:30-20:30

【ご紹介】
id-kabenuke
東京都生まれ。
_______最近のお仕事_________
『変声 転轍の後で』(2023年)
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【宣伝】
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https://doneru.jp/TERECO

【使用楽曲】
OP曲 ohyo「tentetsu dance」(simesaba『夜虹/simesaba0 MP3版』より https://simetubooth.booth.pm/items/4613703)
※楽曲の使用にあたってはご本人の許諾を得ています。

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