フィギュアスケートグランプリファイナルで、出場した愛知ゆかりの3人全員が表彰台の快挙です。
2連覇がかかる名古屋市出身の宇野昌磨選手。冒頭から2本の4回転を着氷します。
そして、ジャンプ以上にこだわっている表現力。表現面などを評価する演技構成点でトップの得点をマークします。
後半にも4回転ジャンプを2本着氷した宇野選手。連覇とはならなかったものの、史上最高レベルの戦いで銀メダルを獲得しました。
「ジャンプ以外の部分が上手く体を動かしきれない部分もあったけど、しっかり自分の力を出し切った演技だった」(トヨタ自動車/名古屋市出身 宇野昌磨選手)
一方、宇野選手に刺激を受ける後輩、中京大学の鍵山優真選手(オリエンタルバイオ)。
まずは、ここまで成功率100%の4回転サルコウ。まさかの2回転になってしまいます。
続く4回転からの連続ジャンプ。「冷静に立て直せた」と話した鍵山選手は、その後全てのジャンプを成功させます。
ステップと3つのスピン全て、最高評価のレベル4を獲得した北京オリンピック銀メダリスト。初出場で銅メダルを獲得し、宇野選手とともに表彰台に登りました。
優勝したのは、アメリカの19歳、マリニン選手。
なんと4回転ジャンプを5種類6本という異次元の構成で挑みファイナル初制覇です。
一方の女子、名古屋市出身の吉田陽菜選手は、ただ一人、大技のトリプルアクセルに挑戦。
わずかに回転不足となるも着氷すると、その後は6本のジャンプをきれいにまとめます。
グランプリファイナルは、6年前の名古屋大会でフラワーガールを務めた吉田選手にとって憧れの舞台です。
「1秒1秒うれしさをかみしめながらすべれたので」(木下アカデミー/名古屋市出身 吉田陽菜選手)
名古屋生まれの18歳が会心の演技で、グランプリシリーズ1年目にして見事ファイナルの銅メダルを獲得しました。
(12月11日06:00~放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)
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