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米国景気の悪化で日経平均株価はどのくらい下がるのか ~ストレステストのすすめ~(愛宕 信康)【楽天証券 トウシル】



米国景気の悪化で日経平均株価はどのくらい下がるのか ~ストレステストのすすめ~(愛宕 信康)【楽天証券 トウシル】

注目されました5月1日のFOMC政策 金利は予想通りスウきということになった わけですがその後のパウエル議長の社会見 政策金利水準が果たして引き締め的と 言えるのかどうかといった趣旨の質問が 非常に多く出たというのが印象的でござい ました結局景気がスローダウンしなければ 物価目標2%への収束というのは難しいと いうことかもしれませんけれども景気が 悪化しますと気になるのが株価への影響と いうことで今日はですね米国の株価がある と日経平均株価がどの程度下がるのかと 詳しく推計してみることにしました価格 変動リスクがどの程度あるのかということ を皆様と一緒に確認してみたいと思います それではご覧 [音楽] ください皆様こんにちは白天証券経済研究 所のあごでございます今日は米国の株価が 下がると日本の株価がどのくらい下がるの かということで詳しく検証してみたいと いう風に思います題しまして米国景気の 悪化で日経平均株価はどのくらい下がるの かストレステストの進めということで今日 は皆様と議論してみたいということであり ますストレステストというのは先ほど 申し上げた通り日経平均株価が米国株価に よってどのくらいストレスを与えられたら どのくらい下がるのかとそのテストをして みようということですね早速見ていきたい と思いますえ今ご覧いたいております スライドがですね日経平均株価を ファンダメンタルズによって推計した結か ということになります水計1水計2という 風にありますけれども詳しくご説明します がまず水計1というのは米国株ですねこれ をニューヨークダウを使ったものですね 水計2というのはNASだッ総合指数を 使ったものということになりますちょっと それぞれ結果を簡単に見ていきますと説明 変数にですねま日経平均が非説明変数これ をいろんな説明変数で階級したという推計 なんですけどもご覧いただきます通り景気 す指標としまして景気同行指数まいろんな ものを使ってみたんですけどもこれの一致 CIというのが1番当てはまり良かったな ということでこれを採用していますそして マーケットの仕様としてはですねまず1つ 金利ですね日本の留年金利というのを説明 変数に加えていますそしてえ為替ですね ドル円相場というのも説明編数に加えて おりますそして先ほど申し上げた通り水計 1につきましてはこのニューヨークダウ ですね工業株30種ですねこれを入れた ものですねそして水計2というのはこの NASダックを入れたものということで2 種類水計を行ってみたということであり ますま自由度修正済みの決定係数ご覧 いただきますとま0.9を超えております のでまいずれもま説明力はそこそこ高いな ということだと思いますそれから説明変数 の符合条件もまプラスということで理論的 にも正しい符号ということだと思いますの でこれを使ってですねちょっと シミュレーションしてみようということ ですね今回はを使ったこの計の位置を 使って先受けバスということをやってみ ましたまずご覧いただきたいのはですね これが水計値と実績地のウフでございます さっきご紹介した水計1水計2それぞれの 水計値ですねそれを赤いラインで示してい ます実績がですね日経平均の実績がこの 青いラインということになりますのでこの シャドウが景気個体機ですねえ2000年 から絵を作っておりますけれどもま大体 トレースしている大体その実績を終えて いるということががこれでご覧いただける と思いますここで1つポイントなんです けれどもこの水計値足元ご覧いただくと ですねこの青いラインが実績地なんです けども4万円を一瞬先般超えまして ちょっとそれで調整が入りまして今この 辺りにいるということなんですが最初に 指摘しておきたいポイントはですね水計値 1でも2でもそうなんですが赤いライを ご覧いただきますとこの辺りなんですなの でちょっとこれがですね2000円ぐらい 実績が上なんですね理論値が実績よりも 2000円ほどしたということはちょっと オーバーシュートしてる可能性がこの推計 結果からは見て取れるいうことですよね ですので普通はですねま自然体で何も サプライズなことが起きなければですね この理論地に近づいていくまこれをですね ヘルシーコレクションって言ったりもし ますけれども調整が自然と2000円 ぐらいですねあるかもしれないまそれが ですねこの水計からまず最初に言えること ですねで今回ですねこの水計の1を使って 先行きを伸ばした上でですねニューヨーク ダウが下がった時にどのくらいそれが下 ぶれるのかっていうテストをしたという ことなんですけれどもその先行きを伸ばす にあたりましてはこの赤いここから スタートしている水準調整をしないでもう 吸血値そのまま先に伸ばしたということを これからご説明するシミュレーションでは やっているということでありますさて見て いきましょうまずですね説明変数の先行き というのを設定しなければいけません景気 を表す説明変数として景気同行指数のH CIというのを入れたと先ほど申し上げ ましたこれももうざっくりなんですけれど も先般生産がちょっと落ちましたのでえ ちょっと下に行ってるわけですねここです ね下ぶれましてですねでその後ちょっと 反発しているっていうのが現状なんですね でこれが順調にま生産がこの先ですね3月 4月ちょっと強めに推移するという風な ことになっておりますのでちょっと点線見 ていただくと上にシフトしてですね緩やか に改善傾向が続くというのをベースライン にしていますそしてニューヨークダウと アメリカの10年金利の想定をですねここ でご覧いただいております ニューヨークダウどういう風にま先行き 設定しようかなということなんですけれど もこの青いラインですねちなみにこの グラフのシャドウはアメリカの景気交代機 を示していますけれどもま99年ぐらい からご覧いただいているんですがトレンド 的にはずっと情報トレンドで時々ストンと 下がるという風なことを繰り返している わけですねで今はですね4万ルワンタッチ その後ちょっと調整が入ってるという風な 段階ですねこれマンスリーデータ下地の データですでこれがですねまトレンドを 引けば上に行くんでしょうけれども今回の テストはですね下ぶれた時どうなるかと いうことですのでどのくらい下ぶれさせる かっていうのをちょっと考えなければいけ ないわけですねで景気が悪化してその景気 の悪化を織り込みながら下ぶれた時過去 直近でいつあったかなっていう風に 思い出しますと実は2018年のくれなん ですよね2018年のくれにですね長短 金利が逆転したことを受けましてですね アメリカでは景気交代があしばらく待てば 来るという風にあよく言われますので マーケットはですね長短金利が逆転したと いうことでま景気個体が来るかもという その景気の悪化を織り込んでですね株が 急落したというのが2018年のクレの ことでありましたその時にですね3ヶ月間 で大体12%弱ぐらい下落してるんですね で今ですね足元4月の値から例えば12% 下に触れた時にいくらになるのかと簡単に 計算するとですね大体33000ドルを ちょっと上回るぐらいという風になります ですのでよく分かりませんけれども1つの 目安としてですね33000ドルというの を1つの目安にしてみました年のためにま 切りのいいところで3万ドルというところ までまケースの2番目としては設定をして おりますでニュヨークダウが 3万3000円に下落したケースとそれ から3万ドルに下落したケース2つ日経 平均の値というのをシミュレートしたと いうことでありますもう1つはですね為替 とそれから日本の長期金利を想定しなけれ ばいけないということなんですよね為替を 想定する為せの先行きを置く時に1つ やっぱり考えなければいけないのは日米 金利差ということになります日米金利差を 算出するためには当然ですけれども日本の 10年金利を使いましたが日本の金利と それからアメリカの金利を設定しなければ いけないということでこのグラフはですね アメリカの充電金利をじゃどこまで下ら せるのかっていうことを検討したものなん ですね先ほどご紹介した通りニューヨーク ダがですね3万3000円3万3000円 ドルと言いますとですねちょうど23年の 前半の平均値ぐらいなんですねこの辺り ですねその頃景気交代が来るかもっていう 見方がある一方でアメリカの中央銀行の FRBが利下げで対応するだろうという風 に期待されていたえ特にえ今年ですね複数 回当初はま6回という風に言われており ましたので利下げをしながらですね景気を 何とか維持させようとするんだろうと期待 をされていた時期ですねその頃ちょっと この赤いラインですね10年金利ご覧 いただくと大体3.6ぐらいですなので 3万3000円はアメリカの長期金利 3.6と設定しましたそれと同じように ですね3万ドルの時というのはえま大体 この辺りかなていうことで3%ですね 3万ドルと長期金です3%という設定にし ておりますで日本の長期金利なんですが次 のグラフ実は先週の動画でご覧いただいて いるスライドなんですけれどもえ先般です ね日本の10年金利も推計してるんですね 私の推計の結果というのを改めてご覧 いただいているわけですけれどもえっと 10年金利ここですねちょっと数字で示し ていますえ24年の末1%から1.2に なるんだろうと今0.8台を推してるん ですけれども今年の年末はですねまこの くらいまで上がってもおかしくないなと いう風に推計しておりますこれを使って ですね日米金利差を弾いてみるということ にしましたするとどうなるかというのが次 のスライドでありましてこれはですね 2020年からのグラフにしております けれども青いラインがドル円相場ですね 縦軸は左側になりますそして赤いラインが 日米の金利差これは10年金利で計算して いるものなんですけれどもこれがま右軸と いうことになります軸を揃えまして絵が 綺麗に比較でできるようにま調整してる わけですけれどもこうご覧いただくとです ね大体日米金立差最近ですねこれあの局面 によって随分変わりますので最近はという ことでご覧いただくとドル円相場は日米 金利差に沿って動いているという絵になり ますそういう風にご覧いただいて差してえ ないという風に思いますけれどもそうする とですねこの日米金ス赤いラインですけど もそれがどこに行くかによってこの青い ラインドル円相場がどこに行きそうかって いうのが大体測れるということになるわけ ですね先ほどご紹介した通りまずアメリカ のニューヨークダが 3万3000円ですねアメリカの充電金利 は3.6と設定して日本の10年金利 1.2と設定しましたのでえまこれ引き算 しましてこのくらいなんですね2.4です よねですのでこのドットの辺りということ ですからこのドットの辺りまで日米金差が 縮小するとドル円相場どうなるのかなって いう風にピピピッとこうきます大体 130円ぐらいかなということになります ですので第1のケースでは1度130円と いうのを設定したということですねでえ ケース2なんですけれども日本の長期金利 は買えずにアメリカの長期金利充電金利を 3%したということですので引き算して いただいて1.8まこの辺りになるわけ ですねこの辺りいくらかなっていうことで まちょっとグラフ見にくいんですけどもえ 実際にスプレッドシートですねシートで 計算をすると大体1ドル120円になり ますこの辺りということになるわけですよ ねなのでケース2では1度120円を設定 したということにしましたさてその元で 推計をしてみましょうまずベースライン ですねこれはですねどういう風に作ったか と言いますとこの実績の部分というのは 先ほどご覧いただいたグラフと同じであり ますただ横軸ま2010年以降のグラフに はしておりますけれどもこの水計の1これ が赤いラインで示している通りであります でここからですね説明変数に使いました マーケットの指標これを横ばにして景気の 指数は先どご紹介したベースラインを使っ てるんですけれどもマーケットの指標は 全部足元で横ばという風に仮定をして 先行きを伸ばすとこうなりますこれバンド をつけておりましてこのシャドウですね これ何かと言いますとここに客中に書いて おきましたけども標準誤差ですねま スタンダードエラーと言ったりしますが プラスマイナスでこのバンドで示している ということになりますまこのくらいの バンドの肺内で推移するんじゃないかと いうことですね実際に出てきた水計値と いうのはこの点線ですね1回ですねま ちょっと調整はするかもしれないけれども その後はま緩やかな上昇トレンドという ことになるというのがベースラインの姿と いうことになりますでこれをベースにして ですね先ほどごご紹介したニーヨダウが 3万3000円まで下落したらどうなるの かっていうのを見たのが次のグラフですね え同じようにこの点線で水計値ですね資産 値を作っておりますでバンドはプラス マイナスの標準5差ということでシャドを つけていますまこういう風にですね赤い 実績からですね当然なんですけども ニューヨークダウが急落するので日経平均 も急落するといういう風な姿になるという ことですねちなみにこのボトムというのは 24年の12月がボトムに設定してるので 時期についてはそれほどこだわり必要ない んですけれどもえショックを与えるとま ここまで下がるということでその下がり方 を見ていただきたいんですけども24年の 12月末まボトムということでご覧 いただくとこの点線の部分ですねここが ここに数字でしております3万1369 NHという水準になります4月の末という のが 3万7千円 ぐらい下に行っちゃうよということですね 過去の中でこのバンドの範囲というのを 示していますまこれはま無視していただい ていいんですけれどもポイントはですね 3万3000円ぐらいまで急落するとです ねニューヨークダウが日経平均は 6000円以上下がっちゃうよとこれが1 つの価格変動リスクということになるん でしょうかそしてケースの2であります 3万ドルまでもっとですね2億だが下落し たケースというのがこれになりますま当然 なんですけれどもさっきのご覧いただいた このグラフに比べるともっと下に行くわけ ですけれどもどのくらい下に行くかという のがここですねボトムで3万円割ってき ます2万8000円というのが シミュレーションの結果ということになり ました大体4月の末から比べますと4月の 末のこの値というのは昨日の引け値と大体 似たような数字なんですよねですのでそこ から行きますと大体1万円弱1500円 ぐらい下に行ってしまうということがま シミュレーションの結果として導き出さ れるということになりますある程度統計的 にはしっかりした推計をした上で先行きの シミュレーションをしてみましたので別に これは根拠がない資産ということでもない ような気もしますえっとポイントはですね ただ単に私がですねここで申し上げたかっ たのは価格が下がるかもしんないよって いう風に煽るというそういうことではなく てですねこうした日経平均株価には価格 変動リスクが内在してますよとなのでそう いうことを踏まえて冷静にヘッジを考えた 方が良くないですかというま1つの資産 運用上のですね継承というかそういうこと をちょっと申し上げたいということなん ですね当然これあくまでシミュレーション ですので前提条件によっても数字は全然 変わってきますし見通しではございません のでこうなると言ってるわけではないので 仮に有力ダウが下がるとこんな感じになり ますよという資産値を示ししたという風に ご理解いただければという風に思いますと いうことで今日はニューヨークダウが 下がると日経平均株価がどのくらい下がる のか水計式を立てて具体的に シミュレーションをしたということで ございます最後までえご清聴いただきまし て誠にありがとうございまし たJA

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米国景気の悪化で日経平均株価はどのくらい下がるのか~ストレステストのすすめ(愛宕伸康)
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/45126

🕒タイムスケジュール
00:00 オープニング
01:23 日経平均株価の推計結果
03:05 日経平均株価の推計値と実績値
04:52 景気動向指数(一致CI)の想定
05:29 ニューヨークダウと米10年金利の想定
09:10 政策金利と10年金利の先行き
09:41 ドル円相場の想定
11:33 日経平均株価の試算値(ベースシナリオ)
12:47 日経平均株価の試算値(米景気悪化ケース1)
13:59 日経平均株価の試算値(米景気悪化ケース2)

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