【日本株・買いチャンスは短い│日経平均株価はどこまで上がるのか】武者 陵司氏が長期的な上昇相場の中にある株式市場を展望/悲観論者は地政学を見落とした・半導体株下落も同じ/米国による日本復活のための円安
さてこっからはゲストをお招きして注目 テーマについてじっくりぼりしていきたい と思いますそれでは本日のゲストをご紹介 します武者リサーチの代表武者良司さん です武者さん今日よろしくお願いします よろしくお願いしますさて武者さんと 深掘りしていく本日のテーマはこちらに なります買いチャンスは短い4万円は ポイントオブノーリターンあのですねこう バスがこうええちょっと乗り遅れた なんかいるかもしれないあるいはバス早く 走りすぎでいずれ止まって待っててくれる だろう思ってる同しかもいるかもしれない 去年昨年度で444日経がありましたから はいこの中でうんおそらく皆さんそう考え てると思うんですよねただそうじゃない だろうと思いますねつまり相場のステージ は変わったんだとま私はあまり相場をです ねあの専門にウォチする人間じゃないので あんまり短期的な相場感のことをいうのは 省かられるんですけどうんやはりま去年 はっきりしたのはですね明らかに照明が 変わったとつまりみんなが循環的な動きで え相場を読んでいたけれどもそうじゃなく て非常に力強い長期的な上昇の波にもう 入ってるんだとあのゴールデンウィーク前 ぐらいまでですねちょっと株価がこういっ て調整する局面がありましたあそこを見て いやいややっぱりちょっとやりすぎてたん だというふに思ってる方もいるはい 先言いましたようにの昨年度でと4%日 平均が上がってで潮目が変わってるもし ですねこういうま若干弱気にこう捉え方を しておられる方がいるとすると何かここで 見落としていたところてなんかあるんです かはいやはりですねあのなんでこんなに 変化が起こったのかとま私も含めてえま 去年のあの相場ってのは誰も予想でき なかったと思うんですよねうんうんうんは もう明らかにですね私は知性学知生学政治 的なですねフレームワークだと思うんです ねうんうんうんえま1ドル150円60円 の円安っっていうのも誰も予想できなかっ たしそれからまたもう完全にですね一旦 終わったと思われていた日本の反動体産業 が大投資ブームになるなんてことはですね これは数年前だったら誰も予想できません よねうんうんうんだけどそれが現実に 起こってですねもうすでにお話やなくて 現実にま九州熊本ではですね大変な高循環 が起こってますねはいはいはいこれが 北海道とかですねあるいは広島とか北上と かもう筒浦で起こるとまたインバウンドが ですね猛烈な勢いで入ってきて地域経済を 押し上げるとつまり日本経済はですね おそらく潜在成長率が高まる場面に入っ てると私ははっきり言っていいと思うん ですよねあの投資家の皆さんの中ではです ね日本っていうのは局あのまジャパン パッシングじゃないけど放置される あるいは割安に置かれる国であるという ようなちょっとややそういうような認識 ってしてたような感じがあったんですけど そのステージっていうのが完全に終わった 終わったとそポイでやはり過去30年間ね 日本株はマイナスだったんですよねはい はいはいはいアメリカとかま他の国が10 倍になる中でうんうんでそのマイナスの 日本株がこのままでいいとあるいはその ままで行くんだという根拠は私はなかった と思いますけどねそれどころかあ今こそ 日本に頑張ってもらなきゃ困るというその 知性学的なですね大きな数正が訪れてます よねその日本に頑張ってもらわなくちゃ 困ると1番思ってるのは誰なんですはい それはもうアメリカですよねつまりま日本 がダメになったのもですね元はといえば 日本アメリカによる日本叩きとその手段と しての超円高だったと思うんですねうん うんうんうんえかつて世界のハテの ほとんどを日本で作ってたと反動体の5割 も日本で作っていたとはいま当時私は反動 体のアスやってたからよくわかるんです けれどもあの日本をですねアメリカが大変 な脅威と見てもうあらゆる手段を使って 叩きにかかったわけですよはいはいだ韓国 や台湾の対等も実はアメリカの日本たきの 産物ですよねまそういう意味でえ反動体と いうのも実は知性学のま非常に大きなま 産物であったとうんうんまいうことはま今 セーラーのクリスミラーていう人の書いた 反導体戦争に非常に細かく書いてますね なるほどであの本を読むと結局はなんで サムソンがあんなに強くなったのかとうん うんうんえインテルが敵の敵は味方だと いうことでもうかなり力を上げてですねえ サムスをサポートしたということから 起こってるというようにですねいうところ でこういう風な株価のこの日本が突出して 高くなりむしろここのところもそこまでえ こま90年ぐらいからですかねずと対当し てきていた中国とかああるいはアジアの 株価株がちょっとこうそ日本に対して列を するって状態になってるあの為替について はどういう風に読めばいいですかえ私は ですねあの円安全然恐れる必要ないと思う んですがそんなに円安にもしてもらえない という感じだと思うんですねこれも やっぱり知生学から持たされてるものでも あるわけですかそ明らかだと思いますねで まあ2022年からがですね突如として 円安になったわけですよねまちょうどその 時に日米の金利差が拡大したということで 金利差もま円安の要因とまあ一般的には 思われてますただここにありますのはです ねいわゆる金利差を除いたヘッジココスト ですけどねうんうん円のですねヘッジコス って異常に高くてえまヘッジをして投資 すればアメリカの国際投資はマイナスと いう状態がま2022年から突として 起こったわけですよねでユロはどうかと いうとそうじゃないですうんですね そもそも川コストって大体ま金利差でえ 決まってくるものなんですけど金利差から 大きくりしたこの円を円のタイトルヘッジ コストってのはですねこれも明らかに何か の理由によって市場参加者が円安という ですね相場感を持ち始めたんですよね何か かそれはですねアメリカのま円安4人と あるいは円安にしないとアメリカ望んで いるま中国依存のサプライチェーンをま 変えることができとまいうことをま アメリカが考えてるからですよなぜなら アメリカは円高によって日本をしいたと 結局為替が決定的に効くんだということを アメリカよく知ってるわけですねなるほど それの逆がこうそうですということになる とそうですねですからま金理差っていう ことでまここまあ1年2年はそれに連動し て動いてるように見えるかもしれません けどまそれはですねま短期的にま一致し てるだけでですねもっと大元の変化は日本 復活のための円安が必要だとまいうことに 尽きると思うんですよなるほど加えて日本 はですねアメリカの国債を1兆2000億 ドル持ってるんですねだから円安になれば なるほどもう巨額の為正器が手に入るわけ ですよ政府だけじゃなくて日本の民間も 猛烈に外化持ってます従ってですね円安に なって潤うのは日本の政府であり日本のえ グローバル企業なんですねまということ からしても円安であたふたする必要も全く ないというのがまあ今の女性だと思うん ですよねなるほどまちょっと考えてみると 結局のところここのところの知性額のあの あの動きですねそこのところがマーケッ トっていうのを大きく変化させるこれ長く 見てもやっぱりそういうようなトレン ドドっていうのはこういう規制額がですね えマーケットを変化させるってトレン ドドってやっぱりあるんですねそうなん ですよねま日本っていう国はですね特にま 経済もマーケットも政学が基本的なですね トレンドを決めてるというにほぼ断言して いい国だと思うんですよねだって戦争に 負けてですねもう日もさっちも行かなく なった国があ突如として戦後の大復興を 遂げたわけですよねあのこの対数チャート 見るとこれは確かにえ戦後のま 19年このあたりから急激に日経平均は 上がり始めてはいそうですねまあ日経平均 があの創設されたの1950年ですよね この時にほぼ100円だっったわけですよ ねうんうんうんそれがまあ1989年年末 には3800円までま400倍になった わけですよねはいこの大幅な上昇トレン ドドって一体え何がこれをもたらしたかと ま当時日本人は日本はもう努力があるし 能力があるからもう世界で1番ま成長して 当然なんだとま合してたわけですけど アメリカによって叩かれたらま完全に成長 できなくなったとうんいうことから 振り返るとこの日本のですね戦後の発展の はこれはアメリカによる日本に対する特別 体育ということが一番大き良さ特ってのは 一種特別待遇の産物だったという風に言っ てもいいはいそうですねまやっぱり冷戦の まアジアにおける最前線が日本ですから 日本に強くなってもらわなきゃ困ると特に 朝鮮戦争でですね日本の目と花の先でま 派遣争が起こったわけですよねまアメリカ は日本にえま参戦してもらなきゃ困るとま これが日本の戦後の復活のまきっかけに なったわけですよねなるほどえそこから 朝鮮戦勃発してま3年間でえ4倍ぐらいに 株上がったわけですよでその4倍の株価 上昇がさらにその後40年続いたとでこれ はもうまさしく知性学が冷戦という知性学 が最大の恩恵を世界の中で日本に与えたと なるほど一方でえ1989年末には降 3891円までにってここで天井を打ち ましたこれどういう風に続けですまこれも ですね明らかに冷戦が終わったとそしてえ それまでえ同盟国でアメリカのまある意味 では庇護の元にあった日本がですねむしろ あまりにも強くなってアメリカにとって 1番その脅威な国になったとしかも当時 石原慎太郎さんとかね森田明さんがえノと 言える日本ともうアメリカから日本は自立 できるんだとその技術力がアメリカよに上 に行く上にその日本が自立するととんでも ないとま日本叩きが猛烈年休で起こったと まこれが超円高のですねま1番大きな理由 ですよねですから日本って国はいかにね そういう大きなフレームワークのもでま 大きく揺さぶられてる国かということが 分かりますよねいうことですねそれが今は こういう冷静米中の冷静の中でこの上昇 トレンドに入ってるとこのトレンドはい どこまで見ていいですか日経平均で言うと まあ日経平均は私はま目先でも10万円は 軽く超えてくと思いますけどねもっと もっといく可能性強いと思いますよま朝鮮 戦争の時のまあ40倍400倍っていうの はねまこれはまああのあれですけれどもう そういうですね非常に大きな数正が日本に 今来てると思うんですよねそれはやっぱり 世界の工業基地例えばスマホで言えば7割 えパソコンだったら9割ほとんどのハテを 作ってるの中国ですよねこれを全部中国 から他に移さなきゃいけないとうんうん もう中国は明らかにですねアメリカにとっ ては事実上のですねま敵と言っていい国 ですよねなるほどその国にこれだけ重要な ま産業供給力を依存するってのもこれは もう危険極まりないということがですね今 起こってることのまま一目1番地ですよね なるほどまそれでここでこ今の4万円ま今 3万9000円 はいなこから8万円だ10万円だという とこについていけなくなるんだとそうです ねちょっとそこのところちょっと根拠的な ところちょっとご説明いただけますかま あの端的に言ってですね日経平均は4万円 超えたとうんだけど4万円ってえ相場的に はどうなんだと私は依然として超割りやす と馬鹿げてるほどわりやすとっきり言い たいと思うんですよねでそれどうことかと 言うとあのバリエーションってのはねえま あ算数のまあその教科書から出てくるもん じゃなくて皆さんが自分の持ってる財産を 増やすために何を選ぶかっていうことなん ですよ株を買えば配当だけでま2%近く 値上がり域を考えればま少なくとも8% ぐらいのリターンがあり得るこれが株です よねま預金はゼロ国債はいくら金利が将来 上がってもまマックスで93%でしょうね え従って株を買うのがいいに決まってると ま私はあのま独立系なんでまあえて断定的 に言いますけどもう決まってるんですよだ から過去10年で日経平均は4倍になった わけですよねというこのトレンドが まだまだ続くとえむしろこれからだとま いうことであればま株を持たざるリスクて いうことは極めて大きいってことは はっきりしますよねつまり株てのは割安な んですけれどもじゃあそのどのレベルまで ですねま株は買えるのかと私は利益が今の ままでもですね日経平均は8万円になって 当然というぐらいのことはまあ控えめに見 て言えるんじゃないかと思うんですねま それはこういうことです例えば現在日経 平均ま4万円前後とで駅回りは6%ですで 金利は1%以下ですよねだけどこの駅回り と金利の差ってのは言ってみれば バリエーションイールドスプレッドです けどねまこれが株価の人気度すわけですよ で過去振り返るとこのイールドスプレッド が0あるいはマイナスになるってこと たくさんあったんですでえまあまおそらく ですねフェアバリューは駅まりと金利が イコールこのレベルがフェアバリューと いうように考えていいと思うんですね 例えばFRBはこの駅まり金利がイコール フェアバリューというモデルをですねま あの20年ほど前にまあ一応提案したこと がありますで実際今のアメリカの株はえ駅 まりがですね大体ま5%そしてえ金利も 5%弱ほぼイコールになってるこれがです ねいわば物差しに比べてですねま駅まりが 6%で権利が1%これも著しく株はあ債権 に対して割合だこと言えますよねじゃあ 一体どこがフェアバリューなんだと将来さ ま相当悲観的に見て金利が3%まで上がる ということになればまあフェアバリューの 駅まりは3%ですね3%ということは今 6%ですから株価が2倍になってようやく 3%ですつもら4万円の株が8万円になっ てフェアバリューになるという計算が 成り立つわけですよねちょっとだけ整理し てきますあの駅まり要するにPERの逆数 要するにEPS一株利益でえ株価を何年間 でこうそこのとこその何パーセンをそのえ 株価を一株利益がここなしていけはい はいそこの利較としてはまそこイコールに なればいいとということはそこのところの 株価が倍であっても回りがあのま生徒化さ れるとこの水準なるそうですねいうこと ですねこういうフェアバリューの考え方と いうところのあのこれ資金シフトに実際に 繋がりますか株へのおそらくですね株を もるリスクってのはとてつもなく大きいと 思うんですよ 例えばその10年前にね預金を持っていた 人と株を持っていた人のリターンの差は もく大きいともうみんな知ってますよねで これはまNISAが始まっていよいよ ま1人1人の個人が考えることですよね しかしそれ以上にプロがですね焦ってると 思うんですよね日本の多くのま プロフェッショナルはま株に返しては悲観 的なバイアスを持ちそして安全思考でえ 国際をたくさん持ってましたよねでもこれ から的金利が上がるとで国際を持ってる実 その損が出ると株は逆だという意味で 大きくですねポートフォリオのシフトをま しなければいけないとましてこれからです ねま年金も運用パフォーマンスを開示して えまそのファンドマネージャーがですね 競わされる時代になるということになると まいつまでもリスク回避でですねまあの 自分のこの守りだけに徹していいかという とそうではない時代ですね1分弱ぐらいな んですけれどもこうアメリカではですね 株高が言ってみればこう景気拡大を もたらしました日本とも同じこと起きます 同じことが起こると思うんですねでアメリ カカってのはですね一言で言うと株式資 主義の国なんですよ例えば過去まリーマン ショック以降ですねアメリカの信用創造 民間の信用はほとんど伸びてませんえそれ から公的信用も伸びてませんじゃあ一体何 がアメリカ経済引っ張ったのといえば株式 信用つまり株価上昇による信用創造需要 創造これがアメリカ経済を引っ張ったん ですよでこの株高を支えたのが量的金融 緩和ですねそういう意味でアメリカっての はも完全に金融の中心に株式が座ってる 時代ですで株価上昇が様々な資金の循環の 1番基礎にあるこれがアメリカですで日本 もですねいよいよこのアメリカのように なっていくとまあのようやくこの3月で ですね日本のま株式自家総額のGDPに 対する率は1900ま90年のピーク超え たんですよよ
【画面に表示される株価や指数等の数値は2024年月5日7日放送時点のものです】
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「買いチャンスは短い 4万円はポイント・オブ・ノーリターン」
解説:武者リサーチ代表 武者 陵司氏
聞き手:日本経済新聞 キャスター 守田 正樹氏
〈目次〉
00:00 明らかに潮目が変わった、長期的な上昇相場の中にいる
01:51 反省が足りない悲観論者、地政学を見落とした・半導体も地政学の結果
02:43 日本経済は潜在成長率向上のステージに
04:29 韓国・サムスンがなぜ強くなったのか
05:15 2022年から突如として円安に/日本復活を米国が必要とするゆえの円安
06:44 金利差は根本的な要因ではない/日本は円安で巨額の利潤が手に入る
07:54 地政学の威力は体験済み/劇的な変化、地殻変動が起きる
09:34 1950年に100円の日経平均は40年で400倍に/日本は地政学に揺さぶられる国
11:01 日経平均はどこまで上がるのか、あす8万円になってもおかしくない
・米国は”敵国”の中国に産業供給力をこれ以上依存できない
12:34 ”4万円”なら日本株はまだ超割安/株を持たざるリスク
13:28 現在の日経平均4万円(益回り6%・金利1%)なら将来は8万円に
15:54 これからはファンドマネージャーが競わされる時代に
17:09 米経済を支えたのは株式時価総額の伸び・米金融の中心に据わっているのは株式
⇨日本もその方向になっていく
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・永濱 利廣氏(第一生命経済研究所)
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・頼藤 太希氏(Money&You)
・代田 秀雄氏(三菱UFJアセットマネジメント)
・小林 亮平氏(バンクアカデミー/BANK AKADEMY)
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