角田市では能登半島地震からの復興を願い、プロスケーターの羽生結弦さんと白い龍を描いたアートが話題になっています。その舞台は氷上、ではなく水田です。
のどかな田園に現れたのは、白い衣装を着た羽生結弦さんです。右側に見えるのは白い龍。羽生さんと向き合い空を仰いでいます。デザイン画と見比べてみると、ポーズを決めた羽生さんが忠実に再現されているのが分かります。
この田んぼアートは角田市の住民が地域活性化を目的に２００７年から行っているもので、つや姫や古代米など色の違う１０種類の稲を使い表現しています。
訪れた人は
「まさしくアートだね。よく稲で作ったものだと感心している」
「迫力があってすごい。いいですね」
西根田んぼアートを楽しむ会 佐藤正友代表
「羽生結弦さんを中心としてプロになって力強い演技、被災地に寄り添ってきた羽生結弦さんの思いが届くようにと思っている」
田んぼアートは角田市高倉の国道１１３号線沿いにあり、１０月に収獲されるまで楽しめます。