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NHK大河ドラマ「光る君へ」脚本家、大石静さんが語る28話以降予告ダイジェスト!衝撃展開公式ガイドブックネタバレあらすじ解説!藤原賢子、大弐三位、紫式部、藤原道長、吉高由里子、柄本佑、永井花奈、見上愛



NHK大河ドラマ「光る君へ」脚本家、大石静さんが語る28話以降予告ダイジェスト!
衝撃展開!公式ガイドブックネタバレあらすじ解説

今回のテーマは衝撃展開!後半あらすじ!完全予習でドラマがもっと楽しく後編
と題しまして7月21日放送の28話以降のあらすじと、39話までに起きる出来事についてご紹介していきたいとおもいます
このチャンネルでは第39話までの先読み解説をさせていただいていますが
第28話 一帝二后 、道長危篤、 藤原定子逝去
第29話 藤原宣孝死去(死因は無呼吸症候群)  藤原詮子死去
第30話 カササギ語り焼失事件
第31話 源氏物語 執筆開始
第32話 安倍晴明死去 
第33話 まひろ彰子に出仕
第34話 道長邸襲撃事件
第35話 金峰山参拝 道長暗殺事件
第36話 彰子初夜で懐妊
第37話 彰子出産呪詛事件 伊周死去
第38話 為時越後守、弟惟規死去
第39話 紫式部妹誕生

もうすでに動画をご覧になられている方もいらっするとおもいますが気になる回がありましたら、ぜひ、ご覧いただけたら嬉しいです。
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そして気になる最終回ですが12月15日第48話のあらすじのほうも先読み解説として、公開させていただいていますのでよかったらそちらも御覧ください。

そして、先日14日の放送で、賢子の父親が、宣孝ではなく道長だったという平安時代の定説を打ち破る脚本がありましたがまた定説と違う脚本の可能性のある場面がみつかりましたので、ご紹介したいとおもいます。まひろの娘の賢子なんですが18歳で彰子に女房として出仕しのちに大弐三位(だいにのさんみ)と呼ばれ、親仁親王(ちかひとしんのう)、のちの(後冷泉天皇)の乳母(うば)に任ぜられ、異様な出世をするんですがウィキペディアの大弐三位(だいにのさんみ)をみますと長和6年(1017年)18歳ごろ、母の後を継ぎ、一条院の女院彰子(上東門院)に女房として出仕しこの間、道長の次男、藤原頼宗(よりむね)、藤原公任の長男、藤原定頼(さだより)、倫子の甥(おい)、源朝任(みなもと の あさとう)らと次々と交際があったと書かれていますが、その後、道長の兄で、まひろの母を殺したの藤原道兼の、次男の兼隆と結婚し一女の源良宗室(みなもとのよしむねしつ)をもうけたとかかれています。

今回のドラマも、この史実どおりでいけば、賢子も、母親と同じく、自分の母の仇(かたき)の 次男と結ばれる、という同じ境遇に苦しむわけなんですがこの結婚についての説明文をよく見てみますと、この情報は「栄花物語(えいがものがたり)」に書かれていた一分で「大宮の紫式部が娘・越後の弁、左衛門督(さえもんのかみ)の子産みたる」との記載から「左衛門督(さえもんのかみ)」が次男の兼隆(かねたか)だとみて、賢子と兼隆(かねたか)が結婚したとみられていますが実際にはこの配偶者は「左衛門督(さえもんのかみ)」ではなくて「兵衛督(ひょうえのかみ)」の誤りとみて賢子の結婚相手は藤原公信(ふじわら の きみのぶ)とする説もあるそうです。

今回のドラマがどちらの説でいくのかは、まだわかりませんが、第1話で、事実にはない、藤原道兼にまひろの母親を殺させたエピソードがこの次男の兼隆との恋愛関係に、何らかの影響をあたえ兼隆との結婚にはいたらず「兵衛督(ひょうえのかみ)」の藤原公信(ふじわら の きみのぶ)と結婚したのではないかという説も考えられます。そして更におどろきなのは、藤原公信(ふじわら の きみのぶ)は一人娘が生まれた、翌年亡くなっていてこのあたりも、宣孝、まひろと境遇がすごくよく似ていますがみなさんはどう、お感じになられたでしょう?

ちなみに、藤原公信(ふじわら の きみのぶ)は藤原為光(ためみつ)の4男で、藤原為光は藤原師輔(ふじわら の もろすけ)の九男で藤原兼家の腹違いの弟で娘の藤原忯子(ふじわらのよしこ)を花山天皇に入内させたり天皇家とある一定の関わりがありましたので、賢子がその息子の嫁になれば親仁親王(ちかひとしんのう)(後冷泉天皇)の乳母に任ぜられる可能性もなくわないのではないかとおもわれます
そして、藤原公信(ふじわら の きみのぶ)のウィキペディアをみますと妻:藤原賢子 女子:源良宗室(みなもとのよしむねしつ)を1013年に産むとかかれていまして注意書きで平安時代末期に書かれた歴史物語『今鏡』には、良宗(よしむね)の子の知房(ともふさ)を大弐三位の(だいにのさんみ)の外孫(そとまご)としており良宗(よしむね)の妻の母親は、紫式部の娘・藤原賢子となる。と書かれています

家系図をみてみますと良宗(よしむね)室となった女子は藤原公信(ふじわら の きみのぶ)と藤原宣孝の娘、大弐三位(だいにのさんみ)が両親と推測され『栄花物語』(えいがものがたり)の配偶者の官職名が「左衛門督」(さえもんのかみ)とあるために藤原兼隆と混同したものと考えられると書かれています。
いずれにしても1000年もまえのことですから、今回のドラマでどちらの説で書かれるのはまだわかりませんが今回のドラマではこうした、通説とは違うシナリオが、まだまだたくさん、登場してくるのではないかと思われます。

今回は、平安時代の思い込みを変える脚本とだいしましてお届けさせていただきましたが、また続きを聞いてみたおいう方、チャンネル登録いただけましたら最新の動画のご案内が届くとおもいますのでよかったらチャンネル登録ももよろしくお願います

今回も最期までご視聴ありがとうございました
また次回動画もお楽しみに
チャンネル登録評価ボタンもどうぞよろしくお願いします

参考資料
NHK出版「光る君へ」後編
東京ニュース通信社「光る君へ」Book2
国文学研究資料館所蔵
NHK(C)

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7月21日(日)=第28話
7月28日(日)=第29話
8月 4日(日)=第30話
8月11日(日)=休止(パリ五輪)
8月18日(日)=第31話