DRAMA

源氏物語 第11帖 花散里(過ぎ去る時の中で) 源氏物語を知ると「光る君へ」がもっとおもしろくなる!



源氏物語 第11帖 花散里(過ぎ去る時の中で)
源氏物語を知ると「光る君へ」がもっとおもしろくなる!

(麗景殿の女御のところへお出かけになり……)
人知れずわが心を悩ます恋の想いは
今始まったことではないのですけれど
このように右大臣の勢力下では
煩わしい事ばかりが増していきますので
源氏の君は大層心細く
世の中のこと全てが厭だと
お思いになっておられました
しかし出家をお考えになりますと
そうもいかないことも
多くあるようでございます

麗景殿の女御は御子もおいでにならず
桐壺院が亡くなられましてからは
ますますお気の毒なご様子で
いらっしゃいましたが
ただ源氏の君の御心遣いに守られて
日々お過ごしのようでございました

参考文献:「源氏物語」紫式部
現代語訳: 与謝野晶子

#NHK大河ドラマ #光る君へ #紫式部 #源氏物語 #藤原道長  #あらすじ解

このチャンネルのメンバーになって特典にアクセスしてください:
https://www.youtube.com/channel/UCsaVsGk60LQcmrCOoVxF1tQ/join