男子個人、女子団体でメダルを獲得したフェンシング。地元選手の活躍に応援熱も高まります。今度は「やってみたい」という声にこたえた、新たな施設が愛知県に登場しました。
日本フェンシング界史上初・個人種目で金メダルを獲得した愛知県あま市出身のフェンサー男子エペ・加納虹輝選手。
「団体戦でも金メダルを獲得できると確信しています」(愛知・あま市出身 加納虹輝 選手)
加納虹輝選手の2冠をかけた団体戦が2日夜、始まります。
体験会は10倍に増加
そんなフェンシングの盛り上がりはこの東海地方でも――
愛知県春日井市にある「KLフェンシングアカデミー」では、9月1日のオープンを前に、オリンピック期間に合わせてフェンシングの無料体験会を開いています。
「オリンピックで加納選手が金メダルを取ってからは、体験も10倍ぐらい増えた」(KLフェンシングアカデミー 薩美佳宏 事業部長)
無料体験会に、2日だけで9人が来たといいます。
フェンシング教室も、2日夜の男子エペ団体のメダル獲得に期待を寄せます。
「金しかないなと思っていますし、金メダルが取れるメンバーなので絶対金と思っています。」(薩美事業部長)
前回の金メダリストに地元から熱い声援
地元選手の応援ムードは三重県でも高まっています。
前回、東京オリンピックで金メダルを獲得した山田優選手は鳥羽市の出身。
市民体育館には、等身大パネルや実際に着ていたユニホームが鳥羽を象徴する「海女さん」と並んで展示されています。
さらに鳥羽水族館の人気者、ラッコのメイちゃんも「メイっぱいがんばれ!」と書かれたフラッグを上手に掲げて応援しています。
地元で結成された「応援する会」は、2日夜、鳥羽から熱い声援を送ります。
「鳥羽のレジェンドになっていく方だと考えている。十分金メダル狙えると思いますので、金メダルを取っていただくため、熱の入った応援をしていきたい」(山田優選手を応援する会 小竹篤さん)