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“ポスト安倍”最終局面 菅氏、岸田氏、石破氏は・・・(2020年8月31日)

「ポスト安倍」を巡る動きが週明けになって本格化しています。自民党総裁選に菅官房長官や岸田政調会長が出馬の意向を固めるなど、構図が固まりつつあります。

 (政治部・山本志門記者報告)
 菅官房長官は自身の出馬について依然、沈黙を保ったままです。
 菅官房長官:「私自身の件も含めてですね、総裁選挙についてのコメントは差し控えるべきだと思います」
 菅長官はこの週末、人目につかない都内の議員宿舎で二階幹事長と面会するなど、隠密の行動を続けています。構図が固まるのを待っているためで、近く正式に出馬を表明する見通しです。また、岸田会長は30日夜に「総裁選に挑戦しようと思う」と述べ、事実上、出馬する方針を表明しました。そして、安倍総理と面会しています。自身の出馬方針と協力を要請するなど、本格的な動きをみせています。一方、石破元幹事長の動向が注目されます。石破氏は31日朝から議員会館で対応を協議していますが、周辺からは「今回は勝てないので見送るべき」という考えも少なくありません。この後、石破派のメンバーで集まって再び協議する予定です。総理大臣を指名する臨時国会は来月17日に行われる方向で最終調整が進んでいます。各陣営は誰が総裁選に名乗りを上げるのか、その場合の票がどう影響してくるのか、また両院議員総会で決めるやり方に本当になるのか、ぎりぎりまで状況を見極めたい考えです。
[テレ朝news]