源氏物語 第18帖 松風
(明石の姫君との初対面)
源氏物語を知ると「光る君へ」がもっとおもしろくなる!
源氏の君は二条院に東院をお建てになり
花散里の女君をお移しになりました
東の対を明石の君のためにと
源氏の君は御心に決めておられました
更に北の対は特に広く造らせなさいまして
今まで かりそめにも愛情深くお感じになり
将来の契りをかわした姫君達を
集めて住まわせることが出来るようにと
幾つにも仕切りを造らせましたので
実に心地よく細やかに心遣いの行き届いた
建物になりました
明石に宛てたお手紙が
途絶えることはありませんでした
源氏の君は
御子が生まれた今は 京に上るようにと
度々仰せになりましたが
明石の君はご自分が受領の娘であることを
惨めにお思いになり
このまま都に出て・・・・
参考文献:「源氏物語」紫式部
現代語訳: 与謝野晶子
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