蒼井優主演、黒沢清監督の「スパイの妻」がベネチア映画祭コンペ出品決定
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女優の蒼井優(34)が主演し、俳優の高橋一生(39)らと共演する映画「スパイの妻」(黒沢清監督、10月16日公開)が現地時間9月2日から開催されるイタリアの第77回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが28日、分かった。
1940年代の満州(現中国東北部)を舞台に、正義のために恐ろしい国家機密を世の中に知らしめようとする優作(高橋)と、非難を覚悟で夫を支えていく妻の聡子(蒼井)の物語。ベネチア国際映画祭は、カンヌ、ベルリンと並ぶ世界3大映画祭の一つで、黒沢監督作品が最高賞「金獅子賞」を争うコンペティション部門に出品されるのは初めて。黒沢監督は「嬉しい、と同時にたいへん緊張しています。1940年代の日本を生きた夫婦の姿が海外の人の目にどう映るのか、今は想像もつきません」とコメントを寄せた。
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