vol23[字幕ON推奨]
ぼっち裁判に備えよう ~本人訴訟のトモです~
■内容
緊急事態宣言中の裁判所というのは、どうなっていたのか。
この情報は、正直どのくらい役に立つかは不明ですが、一応当時の情報として残しておこうかと思います。
まず、緊急事態宣言前の裁判所というのは、職員のマスク着用は当然でしたが、それ以外の制限は設けられていなかったと思います。
僕の場合2020年3月26日の弁論準備が、緊急事態宣言前の最後の顔合わせでしたが、たまたまいつもよりも人数が少数であったためか、席についてはいつも通りでした。
この時期に裁判所の書記官にも「緊急事態宣言があった場合は、どうなるのか」と聞いてみましたが、「何とも言えません」と職員も困っていたようでした。
緊急事態宣言など、裁判所で動きがあった場合は、電話で問い合わせでも良いのですが、職員の出勤者数をコロナ対策で減らしていることもあり、あまりおススメできません。
この時期、裁判所のサイトがかなり頻繁に情報更新をしていましたので、何かしら政府から大きな発表があれば、裁判所のサイトで確認することがベストだと思います。
あと、前回の緊急事態宣言中ですが、法廷に関することは全て止まります。
これは刑事も民事も同様でした。
ただし、準備書面の提出など各種書類の受付などは止まっていません。
なので緊急事態宣言中だからと言って、準備書面などの提出物を勝手な判断で遅らせてはいけません。
郵送で送ることはもちろん、直接裁判所へ準備書類を提出しても受け付けてくれます。
あと裁判の延期や予定調整などは担当の書記官から個別に連絡が入ると思います。
緊急事態宣言中のやりとりは、全て書記官が電話でフォローしてくれました。
緊急事態宣言の解除後は、一気にコロナ対策への緊張感が高まったかと思います。
マスクの着用を拒否した弁護士がいたため、法廷が一時中断になったニュースは皆さんご存じかと思います。
裁判所の各種イベントはもちろん現在も中止ですが、あれだけの人の出入りがありながら、職員のコロナの陽性が出ないのは、徹底した管理体制のたまものではないでしょうか。
僕の体験は大阪地方裁判所が中心となっています。
その他の地方裁判所で訴訟中もしくは、訴訟を控えている方々は、それぞれの裁判での確認をよろしくお願いします。
報道名人
ブラック企業を見極めろ!
イラスト/ノーコピライトガール