DRAMA

オトナの土ドラ「さくらの親子丼」第5話 11月14日(土)よる11時40分放送

さくら(真矢ミキ)は、岡林(鶴見辰吾)から虹ヶ丘更生保護施設の建設反対運動に参加してほしいと誘われた。少年院や刑務所を出た子どもを社会復帰させるための施設だが、岡林は「不良がうろうろするようになったら物騒で暮らせない」と言う。ハチドリの家のスタッフもこの問題に頭を抱える。入居する子どもたちの安全を守る為、これまで地域にフリースクールと偽ってきた桃子(名取裕子)たちは、ハチドリの家を守るためにも、岡林ら地域の人とは対立しないほうがいいとさくらに助言するが…。
後日、岡林の元を尋ねたさくら。そこで5年前、大樹(細田佳央太)の友人が不良グループにリンチされて亡くなったと聞く。大樹もショックでしばらく引きこもっていたという。岡林は「犯人の子ども達が家に帰り、何食わぬ顔でこの街で暮らすのは許されない」と語気を強める。
 一方、実兄の性的虐待のトラウマに苦しむ真由子(井本彩花)は、大樹への思いを断ち切ろうとしていた。しかし、みどり(hibiki)や朝子(倉島颯良)のちょっとした言葉に過敏になり激しく衝突してしまう。そんな真由子に多喜(山崎静代)はミットで、さくらは共に料理を作ることで真由子に寄り添う。同じく真由子の事がずっと気になっている大樹は、真由子だと思い夏美(西本まりん)の携帯に電話をかけてくる。そこで夏美は真由子に成りすまして、行き過ぎた行動に出る。
ハチドリの家では、他にも心の問題を抱え苦しんでいる子どもが。母親に首を絞められた拓真(後藤田しゅんすけ)は、昏睡中の母親が回復に向かっていると桃子から聞き、表情が一変する。また、虐待した父親を訴え裁判を続けている希望(清水香帆)は、父親側の全く折れない主張に苦しんでいた。
そんな折、さくらと一緒にいた真由子が再び倒れた。さくらは不安な面持ちで病院へ付き添い、医師から話があると呼び出され…。