お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(57)は8日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。まれに見る大接戦となった米大統領選について「半分ぐらいの人に嫌われているってことは僕は失格やと思う」と見解を示した。
米大統領選について、松本は「僕ね、トランプさんが日本にとっていいとか悪いとかもあるじゃないですか。別に(個人的に)好きとか嫌いとは置いておいて、すごいバカみたいなこと言いますけど」と前置きしつつ、「シンプルに4年間、好き放題やってきた人が、結局半分ぐらいの人に嫌われているってことは僕は失格やと思うんです」と私見を述べた。
「スポーツじゃないんだから、接戦は面白い、1点でもリードしたら勝ち、わーじゃないと思う。政治なんで、国民の生命、財産、かかってるわけやから。4年間、散々やってこの結果じゃ僕は負けと思うべきやと思う。違いますか?」と続けた。
住民投票で否決された大阪都構想についても触れ、「大阪都構想でも、勝った!負けた!って言うけど、あんな僅差で決まったことで、やった、バンザイ!って言っても、半分の人が今に不満を抱えてるってこと。(結果が)逆やったとしてもですよ。なんかバンザイじゃないやろう!って思ってしまう」と不満をぶつけた。
米主要メディアは7日、米大統領選で民主党のバイデン前副大統領(77)が勝利したと速報。激戦だった最重要州の東部ペンシルベニアを制し、当選に必要な選挙人の過半数を獲得した。共和党のトランプ大統領(74)は「絶対に諦めない」と強調し、さらなる法的措置に意欲を示しており、最終決着するかどうかは不透明な状況となっている。