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【速報ニュース】いつまでも可愛らしい深田恭子と視聴者に生じ始めた“微妙なズレ”…「ルパンの娘」が大苦戦

深田恭子(38)が苦戦している。

 5日放送の主演ドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系木曜夜10時)の世帯平均視聴率が4・9%と、初回の7・5%から右肩下がりなのだ(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。

【写真】深田恭子の白ビキニ“見返り美人”写真(2016年)

「昨年7月期に放送された第1シリーズは、全話平均7・1%、最終回が9・8%と盛り上がっていただけに、数字としては物足りない」(テレビ誌ライター)

 前作では、代々泥棒一家「Lの一族」の娘・三雲華(深田)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の“許されない恋愛”から最終回で結ばれるまでを、今作では、2人の“その後”の新婚生活を描く。

「突然ミュージカル調になるなど荒唐無稽なラブコメディーで、前作は深キョンのボディーラインがはっきり分かる“泥棒スーツ”姿も可愛らしくて楽しめたんですが、2作目となると、チト食傷気味というか……」と、50代の在京キー局関係者は苦笑いする。

 当の深田は「ESSE-online」(10月15日付)のインタビューで「泥棒スーツを着たときの華の決めポーズは、小さいお子さまから大人の方までまねしたくなるようで、『決めポーズやって』といろいろなところで言われました」などと話していたが、どうやら“離脱”し始めた視聴者もいるようだ。

「実写映画『ヤッターマン』のドロンジョ役のように、現実感のないキャラまで演じられるのが深田さんの良さで、稀有な女優さんですが」と、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏がこう続ける。

「いつまでも変わらず可愛らしい深キョン。制作側のリクエストに応えたキャラでしょうが、それを優しい目で見てくれるのは、やはり深田さんより上の中高年世代でしょう。ところが、その世代にとって荒唐無稽なラブコメを見続けるのは、なかなかちょっと……深田さんの支持層とドラマの内容にズレが生じているように思います」

 それに、最近のドラマのヒットはSNS抜きには語れない。いかにSNSでドラマの情報を拡散してもらうか、だ。

「SNSを駆使する若い世代に、38歳の深キョンの可愛らしいキャラがどう映るかですね。深田さんより下の世代に支持されるためには、もう少し抑えた演技でクールな方が、〈いつまでも若々しくてカッコイイ〉となるでしょう。個人的には可愛らしいままで突っ走ってほしいですが、それなら支持層の中高年も見られる、もっと落ち着いたドラマに出演した方がいいかもしれません」(山下真夏氏)