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コロナ禍でミシン需要↑ 業界初の機能付き新製品も(2020年12月8日)

今や手放せないマスクですが、誰でも簡単に作れる最新機器が登場です。

 大手電機メーカーの「ブラザー」が家庭用のミシンの新製品を発表しました。しかし、なぜコロナ禍であるこの時期に・・・。
 ブラザー販売広報グループ・内村美沙季チーフ:「今年は新型コロナウイルス感染症の影響で手作りマスクの需要をきっかけに家庭用ミシンというのが注目されまして・・・」
 実は、ミシンの生産台数はこの10年で約22%も減少していました。ところが、今年に入ると新型コロナウイルスによるステイホームや手作りマスクなどでミシンの需要が一気に増え、ブラザーでは4月の受注台数が前年比の50%増。その後も前年比を上回る水準が続いているそうです。
 業界初という「プロジェクター機能」が付いているミシン。作業する時に生地に縫い目を投影できます。返し縫いや糸処理もボタン一つでOK。さらにはイラストなどをデータ化して自分流の世界に一つだけのオリジナルの刺繍することも可能です。
 ブラザー販売広報グループ・内村美沙季チーフ:「(Q.ちなみに、お値段はいくらぐらいなんですか?)お値段は200万円となります」
 上級者向けの最高モデルのミシン「ルミナイアー」は値段が200万円。初心者向けには刺繍ができるものでも10万円台のミシンもあるそうです。
[テレ朝news]