DRAMA

『姉ちゃんの恋人』最終回で呆れ声噴出の理由「最後まで邪魔だった」

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

12月22日、有村架純主演のドラマ『姉ちゃんの恋人』(フジテレビ系)の第9話・最終回が放送された。まったりと終わっただけに、あらためて暴行シーンが問題視されている。

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主人公・桃子(有村)は、27歳、両親・彼氏ナシ、ホームセンターで働きながら弟3人を養う、ちょっとガサツだが家族思いの姉。同じ職場の真人(林遣都)に恋をする…というストーリーだ。

最終回では、桃子の周りの人々がすべて幸せになるという絵に描いたようなハッピーエンドに。同作は全話通して特に不幸になるような展開はなく、ずっと右肩上がりで幸せ度が増していく流れであった。

ドラマでありながらドラマ性のあまりない展開だが、視聴者の間では、

《気取らずに「ほっこり」と見ていられました。コロナで人の気持ちが落ち込んでいるときに良かった》

《世の中が閉塞感に覆われている中、ドラマの中でくらいは優しく温かで幸せな物語を見てつかの間自分もその世界に浸りたい。そんな願望にピッタリなドラマでした》

などと好評だったようだ。

ブルーレイ&DVDの売り上げにも影響する!?

しかしその一方で、第8話で真人と桃子が突然ヤンキーに絡まれ、真人が暴行されてしまったシーンが再び話題になっている。作品全体を通すと、明らかに違和感のあるシーンだとして、

《やっぱり暴行シーンはいらなかったな》

《ほんとレイプ未遂と絡まれシーンが最後まで邪魔だった》

《何でこんなドラマで暴行シーンなんて入れたのか》

《このドラマは最終回前の馬鹿げた暴行シーン以外は良かったと思う》

など、完全に蛇足だったと指摘する声が続出している。

ブルーレイ&DVDの発売も発表された同作だが、暴行シーンは見たくないという人が多い。これが原因で売り上げが下がらないことを祈るばかりだ。