体調不良で棄権の本田真凜、激動の今季 心的負担大きく…「スケートが難しい」吐露も
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女子ショートプログラム(SP)が行われたが、16年世界ジュニア女王の本田真凜(19)=JAL=が棄権した。日本スケート連盟の発表によると、朝の公式練習前にめまいがあり、倒れたという。ホテルに戻り安静にしていたが、症状が治まりきらず、棄権となった。
今季の真凜は9月に2度の右肩脱臼の影響もあり、苦しい調整を強いられていた。十分な練習量を積めず、例年ならGPシリーズを転戦し、出場することがなかった全日本予選からの参戦を余儀なくされたこともあり。シーズン序盤は不安と重圧にさらされた。
11月の東日本選手権では、SP8位と出遅れ、涙に暮れた。当時「ここ最近は気持ちがずっと落ちていて、スケートが難しいなって自分の中で感じて、色々と考えて、泣き続けていた」と吐露した。
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