「鬼門」は第2ラウンド スタッツで見る渋野日向子の2020年
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国内女子ツアーは新型コロナウイルス感染拡大の影響により14試合(当初は37試合を予定)の開催にとどまり、統合されたシーズンは来春「ダイキンオーキッドレディス」で再開する。夏場に2カ月の米ツアー転戦を行い、国内ツアーは6試合の出場だった渋野日向子の2020年のスタッツを振り返る。
20年の渋野は3カ月遅れて開幕したシーズン初戦、6月の「アース・モンダミンカップ」で予選落ち。米ツアー転戦から復帰した自身の国内2試合目になる11月「樋口久子 三菱電機レディス」でも、決勝ラウンド進出を逃した。
続く予選カットのない「TOTOジャパンクラシック」で初めて最終ラウンドまでプレーすると、「伊藤園レディス」第2ラウンドでは予選カットのプレッシャーに耐えながらシビアなパーセーブを重ね、不調の一因にもなっていたパットへの自信を深めた。上向きの流れで臨んだラスト2戦でともにトップ5に入り、優勝争いを演じた海外メジャー「全米女子オープン」へと向かった。
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