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兵士も投入 トランプ支持者の“武装”抗議に厳戒(2021年1月18日)

アメリカのバイデン次期大統領の就任式を前に、トランプ大統領の支持者による抗議活動への懸念から厳戒態勢が敷かれています。

 街では銃を持った兵士が周囲に目を光らせ、いくつもの通りがフェンスやバリケードでふさがれました。

 20日の大統領就任式を目前に控え、首都ワシントンは厳戒態勢です。国防総省が警備のために州兵最大2万5000人の投入を決めたのです。

 不気味な光景になった訳、それは6日にトランプ支持者が連邦議会議事堂を襲撃するというかつてない事件が起きたからです。

 FBI(米連邦捜査局)によりますと、ワシントンや全米50州の議事堂で武装集団による抗議行動が計画されています。

 実際、CNNによりますと、16日に無許可の拳銃と銃弾約500発を車に乗せた男がワシントンの検問所を通過しようとして逮捕されました。

 大統領就任式といえば、何万人もの聴衆が集まるのが慣例です。ただ今回は・・・。

 ワシントン、バウザー市長:「就任式は自分が住む州の自宅で家族とともに楽しんで下さい」

 聴衆が集まるナショナルモールも閉鎖されました。

 ちなみにトランプ大統領も就任式を欠席し、当日に別荘のあるフロリダに向かう見通しです。
[テレ朝news]