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『ただいま、おかえり』

アートにエールを!【演劇】
参加作品

『STAY HOME』の言葉もすっかり定着した現在、『家』の存在を改めて想う。核家族、大家族、シェアハウスや一人暮らし等、さまざまな形の帰る場所がある。それぞれの場所における日々の「ただいま」の形もまた、さまざま。そんな沢山の「ただいま」を表現してみよう。そこにどんな「おかえり」があるのかは観る人に委ね、想像を楽しもう。日本語の「ただいま」と「おかえり」の文化を大切に、普段流しがちな一言の愛おしさにフォーカスを当ててみる。これがいつか劇場に「ただいま」を言いたい私たちから、今、伝えたいこと。

劇団ペテカン
1995年に主宰 濱田 龍司、脚本・演出 本田 誠人を中心に、舞台芸術学院の同期で旗揚げ。1999年にパルテノン多摩小劇場フェスティバルで最優秀賞を獲得。
本田誠人の描く劇世界は、どこにでもありそうな日常風景を、間や空気感を重視し、人間同士の温度や熱を丁寧に描く。その脚本は近年注目を浴び、2017年に公開となった映画『スプリング、ハズ、カム』で映画脚本デビューを果たす。同年舞台版を上演。2019年には柳家喬太郎の新作落語『ハンバーグができるまで』を舞台化し銀座博品館劇場で上演。
また、地方公演も精力的に実施している。今年予定されていた山梨、長野、東京公演は中止となった。