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福島・宮城で震度6強、151人がけが 建物や交通に被害【Nスタ】

福島・宮城で震度6強、151人がけが 建物や交通に被害【Nスタ】

13日夜、福島県と宮城県で最大震度6強を観測した非常に強い地震で、けがをした人はJNNのまとめで151人にのぼっています。一夜明け、建物や交通などへの被害も明らかになりました。

 13日午後11時7分。福島県沖で非常に強い地震が発生。その様子を複数のカメラが捉えていました。福島市では、激しい揺れはおよそ15秒続きました。市内の神社の防犯カメラ。画面上の車が激しく揺れると、次の瞬間、石灯籠が崩れ車を直撃。幸い、けが人はありませんでした。

 揺れは遠く離れた東京でも。首都高の中央分離帯の外灯がゆらゆらと左右に大きく揺れているのがわかります。震源の深さは55キロ。地震の規模を示すマグニチュードは7.3で、福島県と宮城県では最大震度6強を観測しました。

 福島市にある酒の販売店では、割れた瓶が床に散乱。東北電力の管内では一時最大10万1000軒あまりで停電。店内には商品を求める人で行列ができました。

 一方、仙台駅では列車は運休し、タクシーを待つ長蛇の列ができました。震度5強を観測した宮城県塩釜市では火事が発生。真っ暗闇の中、放水作業が行われました。

 水道管にも被害が相次ぎました。JR福島駅ではスプリンクラーが故障し、改札前は水浸しに。駅構内の階段を滝のように水が流れました。

 一夜明け、被害の状況もわかってきました。福島県相馬市の常磐自動車道では大規模な土砂崩れが発生。さらに、相馬市の一般道では大きな岩が崩落して乗用車にぶつかり、運転手の男性(20代)が軽いけがをしました。最大震度6強を観測した福島県の新地町では、町役場の天井が崩落。さらに、およそ8万5000冊の本、そのほとんどが床に散乱しました。

 気象庁は、今後1週間程度は最大震度6強程度の地震に注意するよう呼びかけています。

#地震 #震度6強 #福島 #宮城

(Nスタ 2021年2月14日放送)

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