2011年東日本大震災が羽生結弦のスケート人生に投げかけたもの
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2011年3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0の大地震、東日本大震災が発生したとき、当時16歳だった羽生は地元の仙台にあるアイスリンクで練習を行っている最中だった。
地震は津波を引き起こし、福島第一原子力発電所のメルトダウンという事態にまで被害は拡大した。死者の数は1万6000人近くに及んだ。
その運命の日から、シニアデビューのシーズンを終えたばかりだった羽生はオリンピック2連覇を果たし、フィギュアスケート界のチャンピオンへと成長を遂げた。そして、その間も羽生は地元地域と震災被災者たちへの貢献を途切れることなく続けてきた。
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