本楽曲は自身が主題歌を務めてきた映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの第3作、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の主題歌として、宇多田ヒカルが書き下ろしたもの。
「桜流し」は、宇多田が前年に発生した東日本大震災を想って書いた曲とされている。
批評家の杉田俊介は、アルバム『Fantome』の中で特に撃ち抜かれた曲に「桜流し」を挙げ、同曲で繰り返される一節〈 Everybody finds love In the end 〉について、「全ての人間が最後の瞬間には愛を見出すんだという。本当にそう信じられるのか。それは普通に考えればありえない感覚」と指摘。
そして、「これは宇多田ヒカルからの東日本大震災に対するアンサーのひとつ」と考え、「宇多田が培ってきた祈りや信仰のようなものを極限的な形で表現したもの」だと語っている。
歌詞が切ないですね…