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映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(三木聡監督、公開中)で主演の阿部サダヲさんと共演の吉岡里帆さんが10月18日、TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)で一夜限定のライブを行った。2人は映画の主題歌「体の芯からまだ燃えているんだ」のデュエットバージョンを観客約450人の前で歌唱。
吉岡さんは、同作で演じた声の小さなストリートミュージシャン・ふうか役で、ギターと歌唱に初挑戦。「映画のテーマが『やらない理由を見つけるな』で、(映画で)初めてギターや歌に挑戦して良かったと思います。こんなすてきな人たちに出会えた。またどこかで歌いたい」と充実した表情を見せていた。
映画はドラマ「時効警察」シリーズなどを手がけた三木監督が脚本も務めたコメディー。驚異の歌声を持つロックスター・シン(阿部さん)は、カリスマ的人気を誇っているが、実は歌声は「声帯ドーピング」というオキテ破りの方法によって作られたものだった。異様に声の小さなストリートミュージシャン・ふうか(吉岡さん)は、ひょんなことからシンの声帯ドーピングを知ってしまう。限界が近づく喉に焦りと恐怖を抱えるシンの最後の歌声を巡って、2人は謎の組織から追われることになってしまう……という内容。