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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ



『舟を編む』の石井裕也監督最新作。
2017年、渋谷、新宿。二人は出会う。東京の片隅で、信じられるものを探しながらやさしく生きよう
とする若い男女を描いた、最高密度の恋愛映画!

[あらすじ]
看護師として病院に勤務する美香(石橋静河)は女子寮で一人暮らし。日々患者の死に囲まれる仕事
と折り合いをつけながら、夜、街を自転車で駆け抜け向かうのはガールズバーのアルバイト。作り笑
いとため息。美香の孤独と虚しさは簡単に埋まるものではない。

建設現場で日雇いとして働く慎二(池松壮亮)は古いアパートで一人暮らし。左目がほとんど見えない
。年上の同僚・智之(松田龍平)や中年の岩下(田中哲司)、出稼ぎフィリピン人のアンドレス(ポール
・マグサリン)と、何となくいつも一緒にいるが、漠然とした不安が慎二の胸から消えることはない

ある日、慎二は智之たちと入ったガールズバーで、美香と出会った。美香から電話番号を聞き出そう
とする智之。無意味な言葉を喋り続ける慎二。作り笑いの美香。 店を出た美香は、深夜の渋谷の雑
踏の中で、歩いて帰る慎二を見つける。
「東京には1,000万人も人がいるのに、どうでもいい奇跡だね」。
路地裏のビルの隙間から見える青白い月。
「嫌な予感がするよ」。「わかる」。
二人の顔を照らす青く暗い光。
都会で生きづらさを抱えつつも、懸命に生きるすべを模索する二人。
不器用でぶっきらぼうな二人は、近づいては離れていく・・・

[スタッフキャスト]
【出演】
石橋静河
池松壮亮
佐藤玲
三浦貴大
ポール・マグサリン
市川実日子
松田龍平
田中哲司

【スタッフ】
監督・脚本:石井裕也
原作:最果タヒ(リトルモア刊「夜空はいつでも最高密度の青色だ」)
エンディング曲:The Mirraz「NEW WORLD」

製作プロダクション:フィルムメイカーズ リトルモア
製作:テレビ東京 東京テアトル ポニーキャニオン 朝日新聞社 リトルモア
配給:東京テアトル リトルモア
[発売元]ポニーキャニオン

(C)2017「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会