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新型コロナ“まちで感染拡大”経路不明で対策は?(20/02/14)

新型コロナウイルスについてですが、14日も沖縄県をはじめ、街中でも感染者が出ています。いつ、どこで感染したのか経路が不明の事例が増えてきまして新たなフェーズに入った今、これから必要な対策を考えます。

 感染が広がる新型コロナウイルス。14日、新たに沖縄県でタクシー運転手をしている60代女性の感染を確認。女性は1日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」が那覇に寄港した際、乗客と接触した約200人のうちの1人だということです。その後、5日にせきなどの症状が出たため、12日から病院で診察を受けていました。また、13日に感染が確認された都内のタクシー運転手の男性については、1月中旬に屋形船で行われた新年会に参加。濃厚接触者は100人に上るということで東京都は屋形船の関係者1人と新年会に参加していなかった同じタクシー組合の事務員1人、計2人の感染を明らかにしました。
 そして、停泊を続ける横浜港のクルーズ船からは、14日に一部の乗客の下船が開始。下船したのは、陰性が確認された80歳以上で持病を持った人や換気のできない船室にいる人、約10人。さらに、いまだ船内にいる乗客に対しては厚労省の要請により、iPhone(アイフォーン)が配布されました。
 乗客が収録した船内アナウンス:「アプリケーションは、皆様の健康上の心配や医薬品の情報など様々な面で皆様の生活の助けになると思います」
 中国だけではなく、日本でも感染拡大が続く新型コロナウイルス。13日、国内で初めて感染者が死亡。さらに、感染経路がはっきりと分からない感染者も出てきています。
[テレ朝news]