渋野日向子が日本ゴルフ界の救世主になるかも知れない!
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渋野日向子は、これまで何人もの先輩たちが挑んでは はね返されてきたメジャー制覇という壁を、いとも簡単に破ってしまった。国内で100勝以上しているジャンボ尾崎も、“世界の青木”と呼ばれた青木功も、米国で通算17勝し米国人以外で史上初のLPGAツアーの賞金女王になった岡本綾子も、米国で5勝の小林浩美会長も、10年で6勝している宮里藍も、3勝している丸山茂樹も、樋口久子以来、42年間の間に どれだけ多くの先輩たちが挑戦してきたか ・・・
近い将来、海外メジャーを制するのは 米国ツアーで2勝している畑岡奈紗か? 5勝している松山英樹か? どちらが早いと言われていたのに ・・・ いかに海外メジャー戦を制することが、難易度が高いか、先人たちが教えていた。それをたった1年前の夏にプロテストに合格したばかりで、昨季は国内女子の下部ツアー(ステップアップ)が主戦場だったルーキー渋野日向子が成し遂げてしまった。
実績ある先人たちは何を想うか。 同じソフトボール出身の岡本綾子は祝電を打ったらしいが、岡本綾子 曰く“日本選手はミスを引きずる傾向があるけど、彼女は投手をやっていたということで、一つの失投で何かがあっても、それを引きずっていたらチームに迷惑をかけるという経験、学習をしている。アスリートを感じさせるゴルフだった”と絶賛している。
Video: https://youtu.be/MaXSqH1uwBk