東京オリンピック・パラリンピックの開催まで、約1カ月となりました。そんななか、20日に来日したウガンダ選手団のうち1名がPCR検査の結果、陽性と判明しました。
■ウガンダ選手団入国 1人に陽性判明
20日、大阪府泉佐野市にアフリカ・ウガンダの選手団が到着しました。
内閣官房によりますと、ウガンダの選手団9人は、アストラゼネカ製のワクチンを2回接種し、出国前の陰性証明書も提出していたといいますが、成田空港でのPCR検査で1人の陽性が判明したのです。
■丸川大臣「上限規制上回ることない」
今後、海外から選手らが続々と来日することで求められる、より厳重な感染対策。そんななかで、いまだ揺れ動いているのが、「観客を入れるかどうか」です。
政府分科会の尾身茂会長ら、専門家有志は「無観客が望ましい」としつつ、観客を入れる場合でも、現行のイベントよりも「厳しい基準で行うべき」と提言しています。
この点については、東京五輪・バラ担当の丸川珠代大臣も「今回、政府で決めた上限規制を上回るということはないという理解」と話していました。
■関係者に開会式「別枠」入場を計画
ところが、丸川大臣の発言からわずか3日後、突如浮上したのが、観客上限1万人の2倍となる「入場者“2万人案”」です。
毎日新聞によりますと、大会組織委員会などが開会式の入場者について、2万人程度とする方向で検討しているといいます。
開会式には、一般観客1万人の他に、IOC(国際オリンピック委員会)やスポンサーら大会関係者の来場者数が多く、そうした関係者を「別枠」として、入場させることを計画しているということです。
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