元TBSアナウンサーの宇垣美里が、6月26日にTSUTAYA TOKYO ROPPONGIで行われた、映画『ピアッシング』公開直前トークイベントに出席。殺人衝動に駆られる男と自殺願望のある女性が巻き起こすサスペンスフルな作品内容になぞらえて、自らにある衝動と願望について語った。SHOWROOM株式会社の前田裕二代表取締役も壇上に上がった。
原作は村上龍の同名小説。主人公リードは、幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動を抑えるためにSM嬢の殺害を計画。しかし呼び出した女ジャッキーはいきなり自分自身を傷つけはじめる。刃を外に向ける者と内に向ける者は、やがて共鳴していくのだろうか。
イベントでは、宇垣がジャッキーがベッドの上で語り合う場面を印象に残った場面として挙げる。「怪物同士のスリリングな心理描写が本作の見所のひとつ。ベッドの場面は、この作品の真骨頂とも言えるところだと思います」とコメントしていた。
脚本・監督：ニコラス・ペッシェ
原作：村上龍「ピアッシング」
出演：クリストファー・アボット、ミア・ワシコウスカ、ライア・コスタ
『ピアッシング』は6月28日より新宿シネマカリテほかにて全国公開となる。
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