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愛媛県愛南町よりコロナウイルスへの対応

2020年3月2日風邪の原因になりうるコロナウイルス陽性(無症状)になったことで報道された愛媛県愛南町から総合医がビデオをアップロードします。

前回のビデオもご覧になってください。字幕で日本語あります。

皆さんこんにちは日本の愛媛県愛南町の医師の嶋本です。
愛南町で総合医として働きながらジョージア州エモリー大学ローリンズスクール公衆衛生大学院で予防科学を含む公衆衛生を学んでおります。
今日は世界中の皆さんへの責任を感じて急ぎのアナウンスをしております。井ゆうはテレビでこの愛南町でコロナウイルス いわゆるCOVID19が同定されたためです。
皆さんがコロナウイルスに感染することを恐れるのは察しますが、ほぼ全ての人が合併症なく治癒します。不幸にも糖尿病や呼吸器疾患などの基礎疾患がある人が世界中でなくなっております。
しかし、このビデオで女性の症状がなかったことを強く強調します。以前のYouTube ビデオでも述べましたが、コロナウイルスはごくありふれた風邪の主たる原因の病原体です。これは病原体であり診断名ではないです。我々医師は患者さんを風邪と診断し、健康的な食事、十分な睡眠、適度な運動を勧めます。

治療法のない現在の状況では、単なる風邪です。コロナウイルス を保有した人を差別するのはやめましょう。なぜなら我々人間は常にウイルスをもらうものですから。だからウイルスはウイルスなのです。再度言います。我々はマスクをつけ、咳やくしゃみをする人に不必要に接触しないなどの標準予防策をとってください。可能なら、室内の湿度を40-60%に保ってください。この指導は特別なことではないです。私は毎日、毎年同じことを言っております。

私はテレビ番組のコメンテーターがなぜ医療機関は全ての人を検査しないか批判しているのを見ました。この意見には断固反対です。症状のない人を想像してください。症状がないのですから風邪ではないです。症状がない全ての人が医療機関を受診する必要がありますか?もし私がこういうと、ある人が問います。無症状の人から感染が広がっても良いのですか? もし我々がウイルス感染を完全に除去したいのであれば、いつも感染防護服を着るべきです。それは現実的でしょうか?もし公園や職場、ショッピングの店や学校が全て永遠に染まれば我々は感染を完全に管理出来るでしょう。これは人間の生活と言えるでしょうか?
我々はウイルスに負けるべきではないです。健康的な体でCOVID19とそれ以外のウイルスと戦うべきです。

我々は標準予防対策を続けるべき、パニックにならないでください。
聞いて頂いてありがとうございました。